フリースタイルリブレを使った人体実験その14 酒の飲みすぎ

ここ最近、お酒をちょっと飲みすぎる機会が2度ほどありました。丁度フリースタイルリブレを付けていたので、お酒を飲みすぎるとグルコース値(血糖値)はどうなるのか?ということがわかりました。

実は私はあまりお酒が強くありません。以前は350mlのビール1缶でさえ残すことがあったほどです。しかし、糖質制限をするようになってから比較的飲めるようになりました。もっとも、大酒飲みにはなれませんが、少し強くなりました。

しかし、糖質制限をしていると、血糖値を維持するのに糖新生が重要になります。このときにアルコールを飲みすぎると糖新生が抑制されてしまい、低血糖になる危険があります。まさにその危険をお見せしたいと思います。

ちょっと情けないですが、データを見てもらいましょう。

まずは1回目。シャンパンを500ml程度、1時間半くらいかけて飲みました。アルコール度数は12度。100mlで糖質量2gと考えると500mlで10g程度です。しかもこのときの料理と合わせても、恐らくは20g程度の糖質量ではないかと思います。

 

 

 

 

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食事も1時間半程度食べていたので、グルコース値(血糖値)のピークはいつもよりも遅く、また、グルコース値(血糖値)が上がった状態が長く続いています。しかし、その後急降下しました。ピークから1時間後には60台まで低下しています。今回のフリースタイルリブレのグルコース値(血糖値)は簡易式血糖測定器の値よりも低めに出てるとはいえ、60を切るのはちょっと心配です。ケトン体値も下がっている可能性があるからです。

午後9時ごろには、かなり酔っ払った状態で、ソファーに横になっていました。その後ベッドに行ったのですが、どのように行ったかはよく覚えていません。11時前後のグルコース値(血糖値)は50台を何度か記録しています。そして11時半ごろのどが渇いて、お茶を飲みに行きました。その時にプロ根性(?)でしょうか、ケトン体を測ろうと思ったのです。測定値は0.3という微妙な値でした。0.3では低下した血糖値を賄えているのか心配です。

夜中12時にはグルコース値(血糖値)は70台に復活しました。飲み始めて5時間以上、飲み終わってからで言えば3時間半ぐらいでベースラインにやっと戻れました。しかし、その後2時間程度はときどき60台を記録する状態が続きました。

2回目は、ラジオ出演の打ち合わせとサロマ湖ウルトラマラソンの打ち上げを兼ねた飲み会です。

 

そして、そこには非常に珍しい日本酒がいっぱいあり、ついつい飲み過ぎてしまいました。最初にビールを1杯、その後日本酒を420mlです。お酒だけで29g程度の糖質です。料理を入れても糖質は40g程度だと思います。

その時のグルコース値(血糖値)は下のグラフのようです。

 

 

 

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夜の7時過ぎから飲み始め、12時近くまで飲んでいましたので、約5時間かけてお酒を飲んだことになります。ピークは1時間後になっていますが、ほとんどグルコース値(血糖値)は下がらず、2時間半は高い状態です。しかし、値としてはそれほど上がっていません。sのご急降下しますが、まだ糖質を含んだ日本酒を飲んでいるせいか、再度少し上昇しています。

しかし、家に帰ってベッドに入る頃にはグルコース値(血糖値)は60台となり、その後低値を記録し続け、何と最低値は49を示しています。飲み始めて7時間半後、飲み終わって2時間半後です。その後も低値は続き朝の5時過ぎまでは60台です。ベースラインに戻ったのは飲み始めから10時間後、飲み終わりから5時間後でした。

深酒をすると、飲み終わってから5時間程度はグルコース値(血糖値)が低値になることがわかりました。60台は血糖値では恐らく70台はあります。しかし49はさすがに低すぎるかもしれません。私の脳細胞は大丈夫でしょうか?

これからはもう少し少なめにしないとダメですね。みなさんもくれぐれもお酒の飲みすぎには気を付けてください。

 

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