最近では、糖質制限が外食産業にも広がっているようです。一風堂というラーメン屋さん(博多ラーメン)で糖質半分の面を提供するようです。従来の半分ということですが、それでも100g当たり34.4gも糖質があります。ということは普段の麺だと70g近くあるということです。スーパー糖質制限食であれば、一食で1日量を超えてしまいます。博多には替え玉というシステムがあるようなので、非常に大量の糖質摂取となってしまいます。
もう一つの記事では、「麺なしラーメン」を注文するお客さんが増えているということですが、さすがに私はまだ注文したことがありません。だって、麺なしのラーメンはラーメンではないので、ラーメン屋さんに失礼かなと思ってしまうのです。先ほどの一風堂では麺の代わりに豆腐を入れるようです。このような糖質制限の波がじわじわと広がっているのですね。非常に良いことです。
それに引き換え、カップヌードルは「減塩」です。しかも記事を読むと、「幅広い層の消費者の間で健康志向が高まっていることに対応」ということだそうですが、そもそも健康志向の人はカップヌードルは食べないでしょう。「減塩」に関しても私は糖質制限をしている人にはほとんど必要だと思っていませんので、あまり意味がありません。健康に「減塩」は今疑問視されていますし。味が変わらないようにうまみ成分を入れるようですが、また新たな合成の調味料が足されるなら、全く「健康志向」から遠ざかります。どうせなら同時に糖質制限の麺にしたほうが良いのではないでしょうか?しかも、今回の減塩は高齢者の増加を考慮しているようですが、今の高齢者はこんな不健康なものを食べるのでしょうか?ただでさえ高齢になると食が細くなり、たくさん食べられなくなるのに、こんなもの食べていたら、さらに筋肉が痩せて寝たきりが増えてしまいます。カップヌードルを食べる代わりに、肉や卵を少しでも多く食べてください。日本人のタンパク質摂取量は少なすぎです。だから、健康寿命が短く、寝たきりも多いのです。(まあ、それだけではありませんが)
高齢者はなりふり構わず、肉、魚、卵を食べれるだけ食べる!次に葉物の野菜!少しの果物!お腹に隙間があれば、ちょっとのごはん。
一風堂、麺の糖質半分「ニブンノイチ白丸」を限定販売
2016年12月15日 12時15分 J-CASTニュースより
一風堂は、麺の糖質量を従来の約半分に抑えた「糖質ニブンノイチ白丸」を2016年12月13日から27日の期間限定で販売する。
ルミネエスト新宿店(1/2PPUDO)で話題となった「糖質ニブンノイチ麺」を使用。でん粉が主原料の麺用粉と11種類の穀物をブレンドして小麦粉の割合を抑え、糖質量を従来の博多細麺の約半分(100gあたり糖質34.4g)に減らしている。さらに麺の量も通常100gのところ80gに抑えた。
販売価格は790円。
また同期間には、飲食したことがわかるレシートの提示で「白丸元味」が200円引きとなる「レシート割」も合わせて実施。糖質量を気にせず気軽にシメの一杯が楽しめる。
「麺なしラーメン」って何だ 「ただのスープだろ」
寿司のシャリを残して具だけ食べる客がいると最近話題になったが、今度は、ラーメン店で麺を残さないまでも「麺なしラーメン」を注文する客が増えていると、テレビなどが盛んに情報を流し、ネット上の話題を集めている。
しかし、その「名前」を巡っては、賛否の論議も起きている。
麺の代わりに豆腐や野菜を入れるラーメン店が
フジテレビ系ワイドショー「とくダネ!」は、2016年12月12日の放送で、最近はダイエットを気にして、麺なしでラーメンを注文する人が増えているとして、豆腐や野菜などを麺の代わりに入れる店があることを紹介した。
東京都立川市のラーメン店「立川マシマシ」では、麺の代わりに豆腐を入れた「中ラーメン」を750円で出している。店側は、「うちは麺を豆腐に変更できる」と説明していた。
一方、長崎ちゃんぽんで知られる「リンガーハット」の東京・銀座店では、麺の代わりに野菜を大盛りにしていると番組が指摘したが、名前にラーメンは入れず、「野菜たっぷり食べるスープ」(680円)になっている。
このほか、つけ麺の代わりに「つけ肉」も出している「舎鈴」東京・八重洲店や、麺ではなくキャベツを切って入れて「ラーキャバ」名で出している東京・赤坂のラーメン店「秀ちゃん」も番組で取り上げられた。
「麺なしラーメン」について、番組が男女100人に聞いたところ、賛成が36人、反対が64人だったという。出演者の間でも議論となり、賛成派は「麺が食べきれないのでいい」「選択肢が増える」と主張したが、反対だとした司会の小倉智昭さんは「ラーメンじゃない」「メニューの名前を変えろ」と息巻いていた。
番組の放送後には、ツイッター上で「麺なしラーメン」がトレンド入りするほどの話題になった。
2、3年前から注文が…
「麺なしラーメン」の賛否は、ネット上の掲示板などでも分かれている。
賛成の声としては、「残すを選ぶくらいなら全然有りだろう」「野菜ラーメンで麺抜きはやったことある」「ラーメンスープにご飯とかで最初から雑炊風もいいな」といった書き込みがあった。
一方、「なにこれ?麺よりスープの方がカロリークソ高いだろ」「ラーメンじゃないからな!店に失礼だぞ!」「ただの野菜スープだろ…」といった疑問や批判も多くなっている。
そもそも、麺なしのラーメンを注文する客がどれだけいるのか。
番組で取り上げられたリンガーハットにJ-CASTニュースが取材すると、広報担当者はこう明かした。
「2、3年ぐらい前から、麺がいらないというお客さまも確かに出てくるようになりました。個々の店で対応しており、断ったこともあったかもしれません。アンケートでも要望があり、対応できる商品をということで『野菜たっぷり食べるスープ』を昨年4月から始めました。メタボを気にしているのか、男性の注文も多く、ヒットしたわけではありませんが、じわじわと認知されています」
「野菜たっぷりちゃんぽん」(720円)と野菜の量は同じというが、とろみ感がなくなるため、片栗粉を入れるなど工夫しているそうだ。
また、ラーメンチェーン「一風堂」では、今回の番組をきっかけに、麺ではなく豆腐を入れた「白丸とんこつ100年豆腐」がネットで話題になっている。
一風堂を展開する「力の源カンパニー」では、麺なしラーメンの注文について「なかなか聞く話ではないですね」として、「白丸とんこつ100年豆腐」は、老舗の豆腐店と付き合いがあることからアイデアが出て来たものだという。とんこつの酸性と豆腐のアルカリ性が合ってまろやかな風味になった。あくまでも選択肢を増やした結果で、ダイエットしたい客から好評を集めることになったと言っている。
日清食品、カップヌードル15%減塩 高齢化見据え20年までに
日清食品は主力即席カップ麺「カップヌードル」のレシピを変更し、大幅な減塩に取り組む。2020年までに、現在より15%の減塩を目指す。幅広い層の消費者の間で健康志向が高まっていることに対応。国内で高齢化が進展することを見据え、食品の減塩を求める声は一段と強まると判断した。
即席麺の業界団体を通じて、国内の即席麺メーカーにも減塩を求め、減塩ガイドラインを業界として定めることも狙う。
質問への返信ありがとうございました。様子を見ることにしました。
極端な糖質制限(いわゆるスーパー糖質制限)を長期間した場合、β細胞からのインスリン分泌が低下していき、いざ糖質を摂取したら少量でも高血糖になるという情報がありました。糖質制限前にOGTTを受け、糖質制限ダイエットを始めて数か月後にOGTTを受けた場合、後者のほうが血糖値が高く出て糖尿病と診断されたという人がいるというのを見ました。それが1人や2人ではないのです。
この場合糖質制限をして耐糖能が下がってしまったことを意味するのですが、糖質制限で失ってしまった耐糖能を取り戻すことはできないのでしょうか?
春日さん
75g経口ブドウ糖負荷試験は糖質制限食を続けて行うものではありません。実施前3日間は、150g/日以上の炭水化物(糖質)を摂ることが、日本糖尿病学会の推奨となっています。
検査前に長期に糖質摂取が少ないと、インスリン分泌能が低下し、負荷後血糖が高値となる可能性があるためです。もしかしたら、人によっては3日間でも足りない可能性はあります。
しかし、これは糖尿病におけるβ細胞の障害によるインスリン分泌能低下ではなく、追加のインスリン分泌の必要がほとんどない糖質制限食を続けていた場合に、急に糖質を摂ると、β細胞がインスリン分泌の準備ができていない状態となっているので一時的にインスリン分泌能が低下したように見えるためだと考えています。
つまり、糖質制限を行ったままでは、糖尿病の診断として75g経口ブドウ糖負荷試験は適していない検査です。
糖質制限食は一時的に行うものではなく、継続してずっと行うものなので、一時的に見かけの耐糖能が低下したとしてもあまり問題になりませんが、もし今後糖質制限を止めてしばらくすれば、元の状態に戻ると思います。
耐糖能を失うわけではありません。私自身は怖いので、元の食事に戻すことは今の時点では全く考えていません。