坐骨神経痛にリリカは効かない
以前の記事「日本もリリカを野放しにしたままで良いのか?」でリリカという薬の問題点を指摘しました。神経障害性疼痛というものに適応があるのですが、痛みがあれば神経障害があるのではと考え、やたらに多くの患者さんに処方されていま
以前の記事「日本もリリカを野放しにしたままで良いのか?」でリリカという薬の問題点を指摘しました。神経障害性疼痛というものに適応があるのですが、痛みがあれば神経障害があるのではと考え、やたらに多くの患者さんに処方されていま
脳へのグルコースの輸送を行っているのは、主にグルコーストランスポータータンパク質Glut1とGlut3というものです。これらの輸送体が脳へのグルコース移動の95%以上を仲介すしています。グルコーストランスポータータンパク
前回の記事「その3」では内膜の肥厚がなぜ起こるのか、疑問を呈しました。これまでのアテローム性動脈硬化症の発生の仮説では、血管内皮が傷つき、LDLが入り込み、内膜でマクロファージに取り込まれ、それが泡沫細胞になりアテローム
我々はなぜ、ついつい食べ過ぎてしまうのでしょうか?なぜいつも空腹感を感じているのでしょうか?そしてなぜ太ってしまうのでしょうか? 摂取カロリーと消費カロリーで考えていては本当の答えは見つからないでしょう。 食べ過ぎがカロ
糖尿病があると、若い世代であっても突然の心臓死がなんと7倍にも上昇するそうです。先日の記事「妊娠中の高血糖は赤ちゃんの心臓の成熟を妨害する!」と合わせて考えると、もしかしたら、生まれた後であっても、高血糖は動脈硬化だけで
新聞を読んでいたら、また怪しい週刊誌の記事を発見。 週刊ポストに「高血圧の真犯人は塩分でなく脂肪だった」と大きな見出しで書いてありました。この記事を直接雑誌で読んではいませんが、一部ネットにあるので読んでみると、真島消化
肥満になると、皮膚の状態も悪くなるようです。高インスリン血症や炎症がお肌をボロボロにすると思われます。以前の記事「皮膚黒ずんでいませんか? 黒色表皮腫(Acanthosis nigricans)は糖尿病の危険因子である」
食べる順を変えることにより、血糖値の上昇を抑えるという考え方は以前からあります。実際に糖質を後に食べることにより、一定の効果はあるのだと思います。しかし、糖質摂取の害は食後高血糖だけではなく、高インスリン血症も非常に大き
黒色表皮腫(Acanthosis nigricans)というのをご存知ですか?下の写真のような黒ずんだ皮膚です。(写真は原文より) あと、安田大サーカスのHIROさんの頬っぺたの黒ずみもそうです。肥満の方にはよく見られま
以前の記事「更年期に出現するホットフラッシュや発汗などの血管運動神経症状はインスリン抵抗性に関連する」でも書いたように、ホットフラッシュは心血管疾患に関連があるようです。 IMTというのを聞いたことがあるかもしれませんが