11月23日(日・祝日)に東京で講演会を行います
ちょっと前に匂わせてしまいましたが、11月23日に東京で講演会を行います。 2年前と同じく、江部先生の日本糖質制限医療推進協会主催の講演会でお話しさせていただくことになりました。江部先生にご指名いただき非常に光栄です。
心房細動に対するカテーテルアブレーション後の長期抗凝固療法中止の影響は?
心房細動(Af)はよく認められる心房性の不整脈です。実際にAfの心房を見ると、痙攣のような動きをしています。心臓が細かく震えて血液をうまく送り出せなくなり、心臓内での血液の乱流が起こり、血のかたまり(血栓)ができやすくな
糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その4 肝機能とインスリン抵抗性
糖質制限は非常に健康的で、私は元の糖質過剰摂取時代に戻るつもりはありません。 「その1」「その2」「その3」と同じ研究グループが新しい研究を出してきたので、記事にします。参加者は栄養性ケトーシスを平均3.9年維持してきた
糖尿病のない人における血中のC-ペプチド値と死亡リスク
多くの人は、普段の血液検査でC-ペプチドを測定してはいないでしょう。C-ペプチドはインスリンの前駆物質であるプロインスリンの構成成分です。すい臓のβ細胞で分泌直前に酵素によって分解されてインスリンとC-ペプチドとなります
医師自身がスタチンの副作用患者となったらどうなるか?
医師はスタチンを処方する側ですが、処方される側になることもあるでしょう。スタチンを信じている医師は多いので、躊躇なく飲んでいる医師もいるでしょう。 今回の研究では、アメリカの現役医師と引退した医師に発生するスタチンの有害
いくつもの部位の血栓中からマイクロプラスチック
現代では、マイクロプラスチックから逃れることはかなり難しいでしょう。ありとあらゆるものから人間の体に入ってきてしまいます。 今回の研究では、脳の動脈、心臓の冠動脈、下肢の深部静脈という解剖学的に異なる3つの部位で動脈系と
新型コロナワクチンはいくつものがんの発症リスクを増加させる
つい数年前、異常な時代がありました。ワクチン接種がほぼ強制的に行われて、それを拒否すると、手術さえ受けられない状況に陥る場合もありました。がんなどの患者は手術を受けるために、やむを得ずワクチン接種をしてしまった人もいるで
虚血性脳卒中ではLDLコレステロールが低い方が認知機能が低下する
スタチンは心血管イベントの発生率を下げると信じられているために、認知機能への副作用の可能性が示唆されているにもかかわらず、目標となるLDLコレステロール値はどんどん引き下げられてきました。 今回の研究では、高齢の虚血性脳
日本臨床内科医会が示した高齢者へのインフルエンザワクチンの有害性
少しずつ秋めいてきましたが、そうなるとマスコミはインフルエンザをどんどん煽ってくると思われます。 日本臨床内科医会がどのような集団かはよく知りませんが、インフルエンザワクチンに関しては十分に利益相反がありそうに思えます。
プロトンポンプ阻害薬(PPI)と膝関節置換術のリスク
変形性関節症では、痛みの緩和のために鎮痛薬のNSAIDsを飲んでいることが多く、その副作用予防のために、プロトンポンプ阻害薬(PPI)を飲んでいる人は多いでしょう。また、変形性関節症も胃食道逆流(逆流性食道炎)はどちらも
アメリカは安全と言われてきたアセトアミノフェン(カロナール)が自閉症のリスクを上げると発表した
妊婦さんにも小児にも安全と言われてきた、アセトアミノフェン(カロナール)ですが、アメリカは自閉症のリスクを上げることを発表しました。 🚨President Trump has announced that