LDLコレステロールが低いと脳内出血のリスクが増加する
LDLコレステロールが高い人は、医師に血管が詰まるぞ、死ぬぞ、と脅されるかもしれません。たとえ、もしLDLコレステロールの上昇で血管が詰まるリスクが高くなったとして(本当は違いますが)、それを回避するためにコレステロール
高齢者の高血圧の治療は死を早めるかもしれない その2
「その1」では、高齢者のフレイルと血圧と死亡率の関連について書きました。 年齢が上がるにつれ、腎機能が低下する人も多いでしょう。慢性腎臓病(CKD)となった高齢者の最適な血圧はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では
点滴をするとマイクロプラスチックが直接血管内に注入される
医療で使用されている薬品などは、厳密に管理されていて、副作用は別として、不純物などは入っていないと思っている人がほとんどだと思います。病気や体調不良で入院などをしたときに、点滴を受けることは珍しくないでしょう。医療を受け
脳の老化は中年期からの脳のインスリン抵抗性で起きる 予防は60代では手遅れかも
多くの人は認知機能が低下し始めて、慌てて認知症が起きないように、または進まないようにどうしたらいいか、悩みます。高齢になって脳を若返らせる方法はありません。 脳の老化は、ブドウ糖代謝低下、脳の萎縮、脳血管疾患、βアミロイ
小さな子供にグリセロールが入ったドリンクを与えないで!
スラッシュアイスドリンクというのは、日本でどれくらい販売されているのかはよくわかりません。シャーベット状のアイスドリンクで、その中にはグリセロールが入っていて、それにより、シャーベット状態を維持しているようです。似たよう
「75歳・超人的健康のヒミツ 「スーパー糖質制限」の実践」を読みました
糖質制限の第一人者、江部康二先生が新著「75歳・超人的健康のヒミツ 「スーパー糖質制限」の実践 (光文社新書)」を上梓されました。早速読ませていただきました。 江部先生も後期高齢者なんですね。まさに超人的な江部先生。その
内臓脂肪の冠動脈疾患への影響
いまだに心臓の冠動脈のプラークは、高コレステロールが原因と信じている人もいるでしょう。そのような人は容易に不必要なスタチン内服を受け入れてしまいます。プラークの中にコレステロールが存在するから、原因がコレステロールにある
スタチンは頻尿の原因にもなる膀胱痛症候群/間質性膀胱炎と関連している
今回の記事ですが、実はこれ、結構多いのではないかと思っています。非常に多くの人が無駄にコレステロール値を下げられています。スタチンを飲まないと、血管が詰まるとか、死んでしまうとか脅されて。 しかし、スタチンは様々な副作用
タトゥーは悪性リンパ腫や皮膚がんと関連している可能性がある
日本でもタトゥーを入れている人が増えています。なぜ簡単に消せないものを体に描くのか私にはよくわかりません。見た目の問題だけでなく、タトゥーのインクは危険である可能性が高いです。異物なので当たり前ですし、インクの安全性が十
尿酸を下げる薬フェブリク(フェブキソスタット)は危ない?
尿酸を下げる薬、フェブリク(フェブキソスタット)を飲んでいる日本人は多いでしょう。恐らくアロプリノールよりもフェブキソスタットの処方が多いのは日本くらいでしょうから。フェブリクは日本の薬ですから、有能なセールスマンが頑張