小さな子供へのアセトアミノフェン使用は男児の自閉症スペクトラム障害のリスクを上げるかもしれない
新型コロナと呼ばれる夏風邪が流行っているようですが、どちらにしても風邪です。煽る必要も、マスコミが騒ぐ必要もありません。 小さな子供の発熱などには、アセトアミノフェンが使用されています。しかし、安全な薬は存在しません。妊
味噌汁1日2杯以上で口腔・咽頭・食道がんリスク増というくだらない研究
大学の公衆衛生の先生は、論文を書くことが仕事なのか、ほとんど役に立たないような研究を発表することが多いですね。しかし、このような論文が世に放たれると、独り歩きを始め、いつの間にか多くの人たちが信じてしまいます。 今回の研
スタチンによる人格や気分の変化 あなたがあなたでなくなってしまうかもしれない
以前の記事「低コレステロールは暴力性を高める」で書いたように、低コレステロールは人格に影響し、攻撃性を高める可能性があります。そうだとしたら、スタチンによりコレステロールが低下した人は人格も変わってしまうのでしょうか?実
鉄を減らせばインスリン抵抗性が改善する
貧血になるほどの鉄欠乏は有害です。しかし、むやみやたらに鉄サプリを飲んでいると、それも有害になる可能性があります。特に糖尿病や耐糖能異常がある場合には鉄を減らした方が良いでしょう。 今回の研究では、献血者と献血経験のない
心筋炎および心膜炎の有害事象に関連する薬剤トップ10
心筋炎と心膜炎は比較的まれですが、健康への影響は深刻です。軽度の症状から、心不全、不整脈、さらには突然の心臓死などの重篤な合併症まで多岐にわたります。軽度の症状だと思っても、瘢痕を残し、そこから不整脈が発生し突然死という
低コレステロールは暴力性を高める
コレステロールは人体の必須のものです。脳にとっても重要でしょう。コレステロールは低いほど良いと考えている人もいますが、コレステロールが人格や精神的な症状に結びついていると考えもしないのでしょう。 かなり古い研究ですが、低
中年患者へのスタチン使用は白内障リスクを上昇させる
スタチンは非常に多くの副作用があり、最大のマッチポンプ薬の一つです。スタチンの使用が白内障の発症リスクを増加させる可能性があります。 今回の研究では、日本の健康診断データで脂質異常症724,200人をスタチン非使用群とス
新型コロナワクチン接種は医療従事者のインフルエンザ様疾患および就業日数損失リスクを上げる
一般の市民よりも、もしかしたら医療従事者の方が新型コロナワクチンの効果を信じていたかもしれません。医療従事者は新型コロナワクチン接種をして、良いことが本当にがあったのでしょうか? 今回の研究では、新型コロナの市中感染が高
高血圧の薬で血圧を下げられた高齢者は死亡率が高い
以前の記事「降圧剤の処方中止は心臓発作や脳卒中の入院と関連しない」でも書いたように、日本高血圧学会は高齢者の血圧をもっと下げようとしています。(記事はここ) 動脈硬化の進んだ高齢者の血圧を下げすぎると危険です。 今回の研
抗肥満薬治療における投薬中止後の体重の推移
GLP-1受容体作動薬を使ったダイエットを行っているクリニックはボロ儲けでしょうね。体重は減少するかもしれませんが、痩せた状態を維持するには薬がやめられません。まさに薬漬け状態、薬物依存状態です。 それにしても、薬を使っ