糖質制限による高LDLコレステロールは心疾患の予測因子ではない
糖質制限をすると、少なくない割合でLDLコレステロールが上昇します。その後下がる人もいますが、ずっと高いままの人も多いです。 このような高コレステロール血症が起きることで、専門家たちは大騒ぎして、糖質制限の危険性を煽るで
インフルエンザワクチンを接種するとインフルエンザにかかるリスクが高まる
季節外れのネタですが、以前の記事「ワクチン接種と死亡および感染リスク」で取り上げた、新型コロナウイルスのワクチンは接種回数が増加するほど、感染しやすくなるという研究を発表した、クリーブランドクリニックからのインフルエンザ
2型糖尿病患者に対する皮下注射用GLP-1受容体作動薬の危険性
現在、GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病の治療に積極的に使用されています。血糖値も改善し、体重も減少するという、一見非常に有用な薬のように見えますが、これまでもいくつもの記事で示してきたように様々な副作用があります。 今
尿酸値を低下させる薬の腎機能保護効果は証明されていない
高尿酸血症の治療による腎保護効果については、以前の小規模で、多くの場合は非ランダム化単施設試験に限られた研究を根拠としてきました。 しかし、その後行われた、大規模の研究の結果は散々です。以前の記事「尿酸値を下げる薬のダー
新型コロナワクチンによる脳出血の可能性
新型コロナウイルスのワクチンについて、札幌の禎心会病院から凄い論文が出てきましたね。 「Expression of SARS-CoV-2 spike protein in cerebral Arteries: Impli
筋肉の増強にステロイドを使うと心臓に極めて大きなリスクがある
薬を使って痩せようとする人の気持ちは十分には理解できません。薬にはリスクが伴います。薬では健康にはなれませんし、痩せる前に体のどこかに異常が出る可能性もあります。食事だけで十分に痩せられるのに、安易な考えで薬を使うのか、
帯状疱疹後神経痛と糖質過剰摂取
以前の記事「帯状疱疹の危険因子 新型コロナワクチンと糖質過剰摂取」で書いたように、帯状疱疹は糖質過剰摂取でもリスクが上がります。帯状疱疹は一時的な症状ですが、一時的では治まらず、その後帯状疱疹後神経痛に移行すると、実に厄
乳がん患者の術前抗がん剤治療のときはあまり食べない方が良い
抗がん剤治療のときに、食欲が低下したり、体重減少が起きたりしますが、医師や看護師は食べられるものなら、できる限り何でも食べて、というようなアドバイスをします。根拠なしです。 今回の研究では、HER2 陰性の乳がん患者44
止めるな危険?尿酸値を下げる薬の投与中止は投与継続よりも死亡率を高める可能性がある
以前の記事「尿酸を下げる薬フェブリク(フェブキソスタット)は危ない?」で書いたように、フェブリク(フェブキソスタット)はアロプリノールよりも全原因死亡率および心血管死の発生率が高いことが示されています。 その結果が得られ
ガムを噛むと大量のマイクロプラスチックが体内に入る
以前私は、糖質過剰摂取時代には、運転するときなどの眠気覚ましに、よくガムを噛んでいました。スーッとして多少は眠気が少なくなり、味が無くなるとまた次のガムを噛んだりして、ごまかしていました。 でも、今の時代ガムを噛んでいる