糖質のたっぷり入ったジュースを女の子に飲ませるのはリスクが高いかも?

糖質が入った甘いジュースが女の子の初潮年齢を早めている可能性があります。

アメリカのハーバード大学の研究によると、砂糖入りのジュースを毎日1.5サービング(1サービングはグラス1杯、1缶、1ボトルなど)以上飲んでいた女の子は、1週間に2サービング以下の子と比べて、初潮開始年齢が2.7か月早くなったそうです。ダイエットソーダとフルーツジュースには、初潮年齢とのいかなる関連も認められなかったそうです。しかし、9~18.5歳のどこかの時点で1日に1.5サービング以上の砂糖入りジュースを毎日飲んでいた女の子は、1週間に2サービング以下の女子と比べて、その翌月に初潮が始まる可能性が26%高まったそうです。

これは、砂糖入りジュースのような血糖値を急上昇させる食品を摂取すると、循環するインスリン濃度が急速に上昇します。糖質摂取と他のホルモンへの直接的影響についてはさらなる研究を必要としますが、インスリンは性ホルモン結合グロブリンおよびインスリン様成長因子結合タンパク質-1産生を減少させることが知られています。その結果、生物学的に利用可能な性ホルモンおよびIGF-1の濃度がより高くなります。そうして体内を循環するホルモン濃度の大きな変化が、初潮が起こることと関連していると考えられるのです。

たった、2.7か月早くなっただけ?と感じるかもしれませんが、初潮年齢が早まることが後に乳がんのリスクを高めることが報告されていることからも重要であるとこの研究では考えています。初潮年齢の1歳の低下は、乳がんのリスクを5%増加させると推定されています。狩猟採集民の初潮年齢は17歳前後と言われています。今の女の子は初潮が早すぎます。このことと乳がん患者の増加は非常に関連があるのです。

砂糖入りのジュースだけでこれだけリスクが存在します。今の食事や間食は糖質だらけなので、もっと初潮の年齢を早くするリスクになると考えられます。これは親が考えれば回避できることです。ジュースを全くあげないということではなく、ときどき少量ずつ、甘いお菓子もときどき少量ずつ。子供がかわいいのなら、子供にも糖質制限が必要でしょう。

「糖質制限」が子供を救う、も是非読んでみてください。

原文はここです。Sugar-sweetened beverage consumption and age at menarche in a prospective study of US girls

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