妊娠中の母親の糖質摂取量は、生まれてくる子供のアトピーや喘息に関連している

小児期に糖質の摂取量が多いと、喘息のリスクが高くなると言われていますが、妊娠中の母親の糖質摂取量と喘息やアトピーの関連性についての研究です。妊娠中の母親の食事は非常に重要です。生まれてくる子供のことを考えると、やはり糖質過剰摂取は控えなければなりません。

「Maternal intake of sugar during pregnancy and childhood respiratory and atopic outcomes」

「妊娠中の母親の砂糖摂取および小児期の呼吸器およびアトピーの転帰」(原文はここ

要約

呼吸器およびアトピー性疾患の発症における妊娠中の母親の糖質の消費の役割は研究されていません。私たち母親の妊娠中の糖質摂取と子どもの呼吸器およびアトピーの結果との関係を調べることを目指しました。

妊娠中の糖質の摂取量(食物頻度アンケートで推定)と7歳から9歳の子供の現在の医師診断に基づく喘息、喘鳴、湿疹、アトピー、血清総IgEおよび肺機能との関連性を分析しました。

妊娠中の母親の糖質摂取量とアトピーとの関連は、糖質の摂取量を5段階に分けて、その一番少ない摂取量の群に対して、一番摂取量が多い群は1.38倍、アトピー性喘息との関連では2.01倍 でした。これらの関連は、幼児期の糖質摂取によって混乱することはありませんでした。

我々の結果は、妊娠中の糖質の母体摂取量が高いほど、幼児期の糖質摂取とは無関係に、子どものアトピー性喘息およびアトピーのリスク上昇と関連していることを示唆しています。

(クリックで拡大、図は原文より。aはアトピーと糖質の関連性、bは喘息と糖質の関連性。Q1が妊娠中の母親の糖質摂取量が一番少ない群、Q5が糖質摂取量が一番多い群。縦軸の数字はOR(病気のなりやすさ)を表しています。)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする