「究極の持久力」 私も負けられません!

日本を代表するトレイルランナーの鏑木毅さんの「究極の持久力」を読ませていただきました。

私と同世代の鏑木さんは、現在もプロのトレイルランナーとして世界の第一線で活躍しています。彼は世界最高峰のウルトラトレイルのレースで40歳にして世界で3位になっている方です。しかし、38歳のときに出場した、そのレースで優勝したのは59歳の選手だったのです。そこで、彼の探求が始まるようです。

彼の食事は糖質制限食ではありませんが、低糖質の食事をしています。

本文の中でこのようなことが書かれていました。

…私は武者修行のためにトレイルランニングの本場、アメリカに向かいました。そこで現地のトレイルランナーたちとの合同練習に参加させてもらったのですが、長い距離を走る前に、私が白米やパスタなどをせっせと消化し、体内に炭水化物を蓄えようと頑張っているのを見て、現地の選手たちは小馬鹿にしたように笑うのです。

「お前、なんでそんなものばかりを食べてるんだ?」

「トレイルランニングの世界では、カーボ・ローディングなんて誰もやらないよ。まして、お前くらいのレベルの選手が、まだそんなことをやっているのは驚きだ」

「わざわざ糖を取り込まなくても、せっかく脂肪を身にまとっているのだから、それを使わない手はないだろう」というのです。

彼はアメリカに行くまでは当然のように大量の糖質を摂って練習やレースを行っていました。しかし、上記のように言われて考えを変えたようです。

彼が実践しているのは糖質制限食ではありませんが、彼の運動量からすればものすごい少ない量の糖質しか摂っていません。ところどころの記述内容は医師としてちょっと疑問が残ることはありますが、糖質が如何に持久系の運動に必要ないかがわかります。

もう一つ気を付けていることは「抗酸化」だそうです。本の中に「アスタキサンチン」という鮭などに含まれている抗酸化物質が登場します。彼のスポンサーなのかもしれないので、利益相反がありそうですが、非常に過酷な運動をする場合、活性酸素による酸化ストレスは非常に重要なキーワードです。私もフルマラソンやウルトラマラソンでかなりの活性酸素にまみれているので、抗酸化は意識しています。

そして、この本で非常に私が共感したのはメンタルの部分です。50歳という年齢でまだまだ活躍し続けるためのメンタルの部分は数字では表せない、そして実際に世界で戦っている人だからこその言葉が並んでいます。

この本を読んで、まだまだ私も負けられない!と思わされました。

私もこれからどんどん年をとっていきますが、それとともに確実に衰えるのは自然な流れです。その中で如何に年齢による衰えをカバーしていくかがカギとなります。これからも様々なことを試していきたいと思っています。

疲れている同世代の方、これからフルマラソンやウルトラマラソンの世界に飛び込もうと思っている方、記録が伸び悩んでいる方、一度読んでみてはいかがでしょうか?

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コメント

  1. 山崎勝巳 より:

    ウルトラマラソンランナー
    小谷修平氏が脂質代謝ケトン体
    パワーを自分の身体で調査して
    ます、次世代アスリートの指針
    なる調査です
    ゴールデンウィークに6日走と
    言って6日間脂質代謝ケトン体
    パワーでどれだけの距離を走れ
    るか挑戦、調査するそうです

    https://www.facebook.com/shuhei.odani/posts/1724839930929335

    下記は4/7 100km走ったデータ
    です
    https://www.facebook.com/shuhei.odani/posts/1701598333253495

    糖質制限はマラソンの記録向上に効果的か?|勢力図の調査と個人的な見解
    http://holosrc.com/post-2331/

  2. 山崎勝巳 より:

    3ヶ月前には牛丼の大盛り
    食べてた私が少し役に立った
    みたい
    小谷選手にメールしました

    糖質制限すると何故持久力
    UPするのか考えて見ました

    高地トレーニングとは。
    期待できる効果は?
    http://cp.glico.jp/powerpro/oxygen/entry35/
    以下抜粋
    高地では酸素濃度が薄いため
    人間の体は酸素を取り込みに
    くくなり、血中の酸素濃度が
    低下します。体は環境に適応
    した酸素濃度を確保するため
    に、体内で赤血球数やヘモグ
    ロビン濃度を増加させます
    全身持久力を計る指標として、
    1分間で体内に摂取できる
    酸素量を量る「最大酸素摂
    取量(VO2MAX)」という
    ものがあり、この値が高い
    ほど持久力が優れていると
    されます。
    高地でトレーニングを行う
    ことで、酸素の運搬能力・
    筋肉での酸素消費能力が
    高まり、最大酸素摂取量が
    向上します。
    また筋肉への酸素供給が
    十分に行われるため、
    全身持久力と共に筋持久力
    も向上する効果が期待でき
    ます。
    以上

    登山家はバターコーヒー
    (MCTオイル)
    【ダイエット】
    話題のバターコーヒーとは?
    https://youtu.be/tSHhdddyK6M

    上記動画の中で倉岡氏山岳
    ガイドの話し以下
    『倉岡君てガイド居るじゃ
    ないですか今まで高所だと
    頭痛がしてたけど、彼はもう
    一年以上続けてて(バター
    コーヒー)今年の春エベレ
    ストに登ったんだけど今ま
    で高所だと頭痛がしてたん
    だけど今回全然頭痛が無か
    った』
    以上

    倉岡氏は脂質代謝ケトン体
    でエベレストを登頂したと
    思われます

    赤血球は体内に酸素を運ぶ役目
    ですが糖化された赤血球は酸素
    を運べません(グリコヘモグロ
    ビン:HbA1c)糖質制限すると
    HbA1cが減少し相対的に正常な
    ヘモグロビンが増えて酸素の
    運搬力が上がり持久力が良く
    ると思います

    糖質制限でHbA1cの減少
    https://i.imgur.com/TAiTVfu.jpg

    HVMN Ketone
    https://hvmn.com/ketone
    https://hvmn.com/ketone/science

    上記リンクより以下
    運動前または運動中にHVMN
    ケトンからのD-βHBは、炭水
    化物単独よりも28%高い効率
    があり、同じ量の酸素で体が
    より多く働くことを意味します
    以上

    上記ケトンドリンク効果の
    中で酸素の吸収率が良くなる
    記述がありますね
    『同じ量の酸素で体がより多く
    働くことを意味します』
    HbA1cを低下させ正常ヘモグ
    ロビン増加を意味してると
    思います。

    糖質制限は高地トレーニング
    と同等の成果をえられるのかな?
    と思いました。

    ブログでお書きになられてる
    様に糖質制限して五ヶ月後位
    から好調になるようですね

    下記糖質制限でHbA1cの減少
    グラフと一致してると思います
    https://i.imgur.com/TAiTVfu.jpg

    糖質制限はマラソンの記録向上に効果的か?|勢力図の調査と個人的な見解
    http://holosrc.com/post-2331/

    小谷選手からの返信

    山崎さん
    情報ありがとうございます。

    今回の糖質制限による最大酸素摂取量
    の向上の仮説、とても興味深かったで
    す。この観点は考えたことがありませ
    んでした。
    私もこの着眼を踏まえて今後の情報
    収集に励もうと思います。
    ありがとうございました。