糖尿病治療薬SGLT2阻害薬は下肢切断を増加させるかもしれない!

糖尿病の重大合併症の一つである下肢切断が、糖尿病治療薬SGLT2阻害薬によって増加するかもしれないというニュースが報告されました。

まだ関連は不明とされていますが、もし本当だったら何のための治療薬なのかわからなくなりますね。夢のような治療薬みたいな雰囲気を漂わせて発売されましたが、発売直後から重大合併症の嵐。脳梗塞を起こしたり死者も多数。最近は皮膚障害も多いと報告されています。さらに、急性腎不全も起こしたりと、本当に良い薬なんでしょうか?余分な糖を尿と一緒に排出するような薬なんですが、食べて出すぐらいなら、最初から食べなきゃいいんですがね?

そして、今回治験中に出てきた下肢切断増加という合併症。プラセボに比べて約2倍という多さ。気になりますね。

カナグリフロジンで下肢切断増か

CANVAS試験中間解析受けFDAが安全性情報、関連不明

2016年5月23日 (月)配信  m3.comより抜粋

 米食品医薬品局(FDA)は5月18日、SGLT2阻害薬カナグリフロジン(米国での販売名Invokana、Invokamet)による下肢切断リスク上昇に関する安全性情報を発出した。現在進行中の同薬を用いた臨床試験CANVAS(Canagliflozin Cardiovascular Assessment Study)の独立データ監視委員会が、試験開始から1年時点の中間解析において、同薬群でプラセボ群に比べ下肢切断の割合が約2倍に増加していたことを報告した。FDAは同薬が下肢切断リスクを上昇させるとは結論しておらず、関連を引き続き調査するとしている。

 今回の安全性情報によると、カナグリフロジン群の下肢切断例のほとんどは足趾部の小切断だった。データ監視委員会は、同試験開始から1年時点の中間解析におけるプラセボ群の下肢切断リスクは1000患者当たり3例に対し、カナグリフロジン群では100mg/日で同7例、300mg/日で同5例と推計している。なお、別の同薬に関連した臨床試験CANVAS-Rでは平均追跡期間9カ月の時点で下肢切断リスクの上昇は見られていない。同委員会は総合的な判断に基づき、臨床試験の続行を勧告している。

 FDAは同薬使用と下肢切断リスク上昇の関連は判断できないとしており、患者の自己判断で同薬使用を中止しないこと、医療関係者には添付文書に従った処方を行うよう求めている。また、同薬使用中、足に痛みや圧痛、腫れや潰瘍、感染の症状が生じた場合には医療機関を受診するよう注意喚起を行っている。

さらに、その報告を受けて欧州でも、同様の他の薬にも拡大して安全性の評価をすると発表されました。SGLT2阻害薬では高血糖の血管への障害が減るどころかなぜか増加するメカニズムがあるのでしょうかね?

SGLT2iの足趾切断評価を3成分に拡大

EMA、CANVAS試験での増加を重視

2016年7月12日 (火)配信  m3.comより抜粋

 欧州医薬品庁(EMA)は7月8日、糖尿病治療薬SGLT2阻害薬カナグリフロジンおよび同成分の配合薬で行われている足趾切断に関する安全性評価について、他の同クラス薬2成分(ダパグリフロジン、エンパグリフロジン)についても同様の評価を開始すると発表した。

 カナグリフロジン使用と足趾切断に関する安全性評価は、欧州各国で進行中の臨床試験CANVASで確認された実薬群における足趾切断例の増加を受けて開始された。一方、EMAによると同薬に関連して終了した12件の臨床試験では実薬群における同切断例の増加は報告されていない。

 CANVAS試験と同様に心血管高リスク例を対象としたCANVAS-R試験でも、対照群に比べ有意ではないものの、足趾切断例の増加が見られているが、独立データ監視委員会はこれらの試験の中止は必要ないとの判断を示している。EMAは糖尿病患者、特に血糖コントロール不良で心血管危険因子を合併する場合には感染や下肢切断に至る足部潰瘍のリスクが高まると説明している。

 こうした背景から、EMAの専門委員会は同地域内で承認を取得しているダパグリフロジン、エンパグリフロジンについても同様の安全性評価を開始することが必要と判断した。

 ただし、安全性評価は現在進行中であるため、医療従事者に対しては糖尿病患者の足の切断を防ぐための定期的なケアが重要であること、過去に足部切断の既往がある同薬使用患者には慎重な経過観察を行うことを文書で周知していく予定を明らかにしている。また、予防的な手段として、足部に明らかな合併症のある患者への同薬中止も考慮してよいとの見解も示している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする