以前の記事「ボディービルダーの筋肉は見かけ倒しかもしれない」で書いたように、ボディービルダーの筋肉は筋肉の大きさの割に筋力が強くない可能性があります。筋力をつけるにはどれくらいのトレーニング量が必要でしょうか? この研究
投稿者: Dr.Shimizu
日本も高血圧の目標値を下げる?
以前の記事「アメリカの新しい血圧の指針 クレイジー!」で書きましたが、アメリカの新しい血圧のガイドラインでは、血圧が130/80以上は高血圧としています。 また、2018年8月発表の欧州高血圧学会(ESH)/欧州心臓病学
肝臓だけではない? γ-GT(γ-GTP)(ガンマグルタミルトランスフェラーゼ)とアテローム性動脈硬化症
γ-GT(γ-GTPやGGTということもあります)は、肝臓や胆管の細胞が壊れると血液中にγ-GTが血液の中に流れ出てくることから、「逸脱酵素」といわれ、アルコール摂取量や肝機能障害の指標として考えられています。しかし、γ
糖質制限はインスリン抵抗性を増加させる? その1
糖質制限を行うと、通常順調に脂肪や体重が減少します。インスリン感受性が改善し、インスリン抵抗性が低下します。インスリン抵抗性が存在すると、空腹時においても高インスリン血症が認められることから、早朝空腹時の血糖値とインスリ
厚労省の「健康日本21」の栄養・食生活の指針ではメタボリックシンドロームは減少しない
厚労省は「健康日本21」という計画を行っていますが、メタボリックシンドロームを25%減らす目標が、逆に増加してしまいました。肥満傾向にある子供の割合も、女子では3.39%が3.75%に増加です。 いまだに、「1日あたりの
胎児のミトコンドリア
胎児のミトコンドリアはすべて母親から受け継ぎます。最終的には卵子になる、卵巣にある卵母細胞の生存および将来の受精卵から胎児そして赤ちゃんになるには、卵母細胞ミトコンドリアからの十分なエネルギー供給が重要です。卵母細胞は、
加齢性疾患とインスリン抵抗性
糖質過剰摂取、そしてそれによるインスリン抵抗性は様々な疾患に関連していると考えられます。いわゆる加齢に伴うとことより増加する疾患、(高血圧、冠動脈疾患、脳卒中、がん、2型糖尿病)もインスリン抵抗性が深く関連していると思わ
高齢者は血圧を下げすぎてはいけない! その3 転倒と失神のリスク
以前の記事「アメリカの新しい血圧の指針 クレイジー!」で書いたようにアメリカの米国心臓協会と米国心臓病学会は昨年、高血圧の基準を引き下げました。新しい血圧のガイドラインでは、血圧が130/80以上は高血圧とすると言ってい
LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その12 血管のアテロームの中のコレステロール結晶は刃物の様だ!
以前の記事「LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その9 別のコレステロールの運び屋」で書いたように、早期のアテロームを分析すると、遊離コレステロールというコ
キプチョゲ選手、マラソン世界新記録 人類初の2時間1分台!
キプチョゲ選手がこれまでの世界記録を1分以上大幅に更新して、人類初の2時間1分台をたたき出しました。すごいです! 以前の記事「マラソン、キプチョゲ選手、人類初の2時間切りならず」で書いたように、キプチョゲ選手はナイキの企