食べる順を変えることにより、血糖値の上昇を抑えるという考え方は以前からあります。実際に糖質を後に食べることにより、一定の効果はあるのだと思います。しかし、糖質摂取の害は食後高血糖だけではなく、高インスリン血症も非常に大き
年: 2017年
がん細胞恐るべし!代謝産物もエサにする貪欲さ!
人間はがんに勝てる日が来るのでしょうか?がん細胞は元々は自分の細胞なので、がん細胞を殺すことは自分の細胞も殺す可能性があります。逆に正常な細胞にとって良いことは、もしかしたらがん細胞にも有利になるかもしれません。 さらに
フェリチンは鉄の貯蔵量を反映していない!
以前の記事「フェリチンの疑問がかなり解けた! フェリチンは細胞が死んだときに上昇する! 鉄はやっぱり危険!」で述べたようにフェリチンは細胞が死んだときに細胞が壊れて、血管内にフェリチンが漏れ出てきます。その漏れ出たフェリ
糖質制限とLDLコレステロール上昇3 脂質をもっと食べるべき?(人体実験)
糖質制限をしている方がときどき悩んでいるLDLコレステロールの上昇について、これまで「糖質制限とLDLコレステロール上昇」「糖質制限とLDLコレステロール上昇2 仮説」を記事にしてきました。2つ目の記事の最後には「LDL
皮膚黒ずんでいませんか? 黒色表皮腫(Acanthosis nigricans)は糖尿病の危険因子である
黒色表皮腫(Acanthosis nigricans)というのをご存知ですか?下の写真のような黒ずんだ皮膚です。(写真は原文より) あと、安田大サーカスのHIROさんの頬っぺたの黒ずみもそうです。肥満の方にはよく見られま
肥満や糖尿病では、体にちゃんとブドウ糖があるのに脳のブドウ糖が低下している
脳細胞の代謝の調節不全は、肥満および2型糖尿病とアルツハイマー型認知症などの神経変性疾患と関連があると考えられています。そして、脳はどの臓器よりもブドウ糖(グルコース)を消費します。 通常であれば、血中のグルコース、つま
所詮、スポーツのシューズのクッションなんてこんなもん
スポーツのシューズメーカーはシューズのクッション性が衝撃を低下させ、ケガを防ぐと宣伝しています。しかし、これは食品メーカーの「ヘルシー」などと同じように、かなりの「眉唾」な宣伝としか思っていません。私はマラソンシューズは
PPI(プロトンポンプ阻害薬)にさよならを! またまたPPIの悪い情報
これまでも何度もPPI(プロトンポンプ阻害薬)の危険性などを記事にしてきました。「PPI(プロトンポンプ阻害薬)と死亡リスク 本当ならアウト!」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)で鉄欠乏!当たり前!その他にも問題だらけ!」
我々はいつから健康のために「水分補給」をしなければならなくなったのか?
私が生まれた昭和40年代には、まだスポーツドリンクはありませんでした。名古屋で生まれましたが、非常に夏は暑かったのですが、エアコンもありませんでした。飲み物は母親が作ってくれる麦茶以外はあまりありませんでした。子供時代は
更年期のホットフラッシュは心血管疾患と関連する可能性がある
以前の記事「更年期に出現するホットフラッシュや発汗などの血管運動神経症状はインスリン抵抗性に関連する」でも書いたように、ホットフラッシュは心血管疾患に関連があるようです。 IMTというのを聞いたことがあるかもしれませんが