ガバペンチノイドという薬があり、日本ではガバペンとリリカという薬が発売されています。神経伝達経路の電位依存性カルシウムチャンネルであるα2δサブユニットに結合してその神経伝達経路を抑制する、α2δリガンドと呼ばれる薬のグ
月: 2018年10月
筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない その2
以前の記事「筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない その1」で筋トレ後のプロテイン摂取をするときに、インスリンを分泌させようという目的での糖質は必要でないことを書きました。今回は、そのことをさらに裏
糖尿病発症の10年前からの変化
以前の記事「空腹時血糖のわずかな違い 糖尿病への軌跡」で書いたように、糖尿病の発症のかなり前からわずかな変化が表れています。この記事の研究は海外のデータでした。 では日本人ではどのようになっているのでしょうか?(図は原
LDLコレステロールを低下させることの有益性の証拠はない!
コレステロールを低下させることにより、いまだに心血管疾患を予防できると思っている人がいます。コレステロール悪玉説が様々な治療のガイドラインのベースになっているのですが、ちゃんとしたエビデンスはあるのでしょうか? 2004
ケトランはカーボローディングならぬTGローディング
以前の記事「筋肉内の脂肪の量とインスリン抵抗性」で筋肉内には脂肪が存在していて筋肉内の脂肪がインスリン抵抗性を起こしている原因の一つとというよりも、その脂肪を酸化する能力の方が関連しており、重要であると思われるということ
臨床試験は製薬会社の思いのまま? 論文より自分を信じよう
インパクトファクターというものがあります。学術雑誌を対象として、その雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標です。インパクトファクターが高い雑誌に載った論文の方が重要度が高かったり、影響力があったりすると考えられています。
家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その3 PCSK9阻害薬のウソ
以前の記事「家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その1」「その2」で、家族性高コレステロール血症においてもLDLコレステロール値は心血管疾患と関連していないとの考えを書
アメリカとヨーロッパの糖尿病学会は糖質制限を正式に食事療法の一つと認定! 日本糖尿病学会は遅れている!
すでにアメリカの糖尿病学会は2008年から方向転換をはじめ、糖質制限を少しずつ認め、2013年から正式に低炭水化物食を認めています。今回「2型糖尿病における高血糖の管理2018 米国糖尿病学会(ADA)および欧州糖尿病学
食事を変えれば糖尿病を逆転できる
2型糖尿病が一生付き合っていかなければならない病気だと思っているのなら、その神話はウソです。そう思い込まされているだけです。あなたが2型糖尿病となって治療しているにもかかわらず改善しないのであれば、それは治療法と食事法が
筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない その1
筋トレの後に筋肉を増量するのにプロテインを飲んでいる人も多いかと思います。その際、筋肉の増量にはインスリンが必要であり、そのために糖質(炭水化物)をたっぷり摂取しなければいけない、と考えている人がいると思います。ボディー