以前の記事「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」「糖質を摂ると乳がんの再発リスクが高くなる!」などで書いたように、乳がんは血糖値やインスリンと大きく関連していると思われます。 今回は5,450人の閉経後の女性を対象とした
月: 2018年11月
アメリカで若い女性の急性心筋梗塞増加中!
アメリカではこの40年間の冠動脈疾患による死亡率は劇的に減少しています。1980~2000 年にかけて、冠動脈性心疾患による年齢調整死亡率は、男性では 10 万人当り 542.9 から 266.8 に、女性では 10 万
桜田大臣、片山さつき大臣は適材適所である
連日、テレビで見かけるようになった桜田義孝氏と片山さつき氏。安倍首相が掲げた「適材適所」とはかけ離れた感じがあります。 桜田大臣はオリンピック・パラリンピック担当大臣とサイバー担当大臣を兼務しています。片山さつき大臣は地
軽度の高血圧に薬は必要か? 降圧薬の利益と害
以前の記事「アメリカの新しい血圧の指針 クレイジー!」「日本も高血圧の目標値を下げる?」で書いたように、アメリカに続き日本でも高血圧の定義を変更しようとしています。アメリカの新しい血圧のガイドラインでは、血圧が130/8
スタチンはあなたの体の重要な機能を低下させる
生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その2 リポタンパク質(a)Lp(a) あなたは何者?①
前回「5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1」の続きです。 突然ですが、リポタンパク質(a) Lp (a)は、心血管疾患の独立した危険因子と考えられています。あまり普段の検査でLp(a)を測定した経験は
LDLコレステロール値が高い方が認知症になる可能性が低い
認知症はどんどん増加しています。私はアルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。血糖値やインスリン抵抗性の話とは別に、コレステロールとの関連の話題です。 脳は非常に多くのコレステロール含んでいます。全ての細胞膜の構成成
LDLコレステロール値は役に立たない
LDLコレステロールを気にしている人はいまだに多いように思います。医師の方がその古い考えをなかなか変えないので仕方がないのでしょう。しかし、LDLコレステロールは私たちに何も教えてはくれません。低いから安心していられるわ
リリカの安易な使用は止めるべし!
以前の記事「やっぱりリリカは効かない 副作用たっぷりの科学的根拠のない適応症」では、如何にリリカの効果が怪しいもので、如何に科学的な根拠もなく本来適応でないものに適応が拡大し、如何に本来では適応外の症状で多くの患者さんが
寝る直前に食べることはがんのリスクが高くなるかもしれない
健康のためには寝る時間の何時間前以降は食べない方が良いと言われています。そのほとんどの理由が体重の増加だと思いますが、それの真偽は今回はさておき、それ以外で寝る直前の食事があなたに何か悪さをするのでしょうか? この研究の