タンパク質の摂取量の増加は慢性腎臓病リスクを低下させる

タンパク質はなぜか腎臓にとって負担となる栄養素だと考えられています。この仮説、神話は諸悪の根源だと思います。いつから、何を根拠としてタンパク質が腎臓に悪いものになったのかは知りません。しかし、医学の中では通説になりすぎて、医師はほとんどそれを疑っていないでしょう。

今回の研究は、異なる種類のタンパク質(総タンパク質、動物性タンパク質、植物性タンパク質)と慢性腎臓病(CKD)との関連性を検証しています。218,741人の参加者と10,794件のCKDイベントを対象とした10件の研究を対象としたメタアナリシスです。食事の研究なので、元のデータは恐らくすべて自己申告の食事アンケートでしょうから、研究の質は低いですが、タンパク質を悪だと言っている専門家もこのような質の低いデータをもとに洗脳しているので、同じ土俵で示しても問題ないでしょう。(図は原文より)

上の図はAが総タンパク質、Bは動物性タンパク質、Cは植物性タンパク質で、横軸が1日のタンパク質摂取量、縦軸がCKDのリスクです。どれを見ても、タンパク質の摂取量とCKD発症率との間には非線形性の関係はありません。ただ、植物性タンパク質摂取とCKDリスクの低下の間には、有意な線形用量反応関係が認めらました。

メタアナリシスの結果、総タンパク質高摂取群は低摂取群と比較してCKDリスクが0.74倍になりました。つまりタンパク質が多い方がCKDリスクは26%有意に低下する可能性があるのです。

同様に、動物性タンパク質も0.87倍、植物性タンパク質も0.81倍と摂取量が多いほど、CKDリスクの低下と有意に関連していたのです。

いずれにしても、動物性であっても植物性であっても、摂取量の増加が腎臓の健康を害する証拠はありません。

腎臓を攻撃することが医学にとって非常に重要です。腎臓が弱れば、医療に依存せざるを得なくなります。逆に腎臓にとって有益なことは、気が付かないように排除されます。

医学が推奨することと反対のことをした方が健康になれます。医学はタンパク質の摂りすぎ、飽和脂肪酸、脂質の摂りすぎ、コレステロールの摂りすぎ、塩分の摂りすぎなどをやめるように推奨しています。3食きっちりと食べ、糖質は50%前後食べることも推奨です。日光は避けるように、病気は早期発見早期治療を・・・などなど。

タンパク質をたっぷり摂って、健康になりましょう。もちろん良質な油脂もしっかりと摂りましょう。

「Dietary intake of total, animal, and plant proteins and risk of chronic kidney disease: systematic review and dose-response meta-analysis of prospective cohort studies」

「総タンパク質、動物性タンパク質、植物性タンパク質の食事摂取量と慢性腎臓病リスク:前向きコホート研究の系統的レビューと用量反応メタアナリシス」(原文はここ

4 thoughts on “タンパク質の摂取量の増加は慢性腎臓病リスクを低下させる

  1. 「医学が推奨することと反対のことをした方が健康になれます。医学はタンパク質の摂りすぎ、飽和脂肪酸、脂質の摂りすぎ、コレステロールの摂りすぎ、塩分の摂りすぎなどをやめるように推奨しています。3食きっちりと食べ、糖質は50%前後食べることも推奨です。日光は避けるように、病気は早期発見早期治療を・・・などなど。
    タンパク質をたっぷり摂って、健康になりましょう。もちろん良質な油脂もしっかりと摂りましょう。」

    忘れないように額に飾って健康に!

    1. 鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。

      誰かに飼われている犬のような医師が、マスコミでワンワン吠えています。
      画面の中だと無視すれば良いですが、目の前にいたらどう感じるでしょうね?

  2. 「医学が推奨することと反対のことをした方が健康になれます。」箴言だと思います。かつて、癌検診、健康診断の有効性について疑問が呈されたとこがありました。今では、全く聞きません。コロナワクチンで不信は決定的になりました。私は一介の市民で、医学の知識はありません。医師と議論してもすぐに論破されてしまうでしょう。しかし、今の医療のおかしさは、直感でわかります。自分の体は自分で守しかないと思っています。いつも、貴重な発信をしていただきありがとうございます。

    1. 新山 博樹さん、コメントありがとうございます。

      専門家はめんどくさいです。自分の知識が正しいと思い込んでいますから。
      しかし、その根拠は実は、元の元を自分でたどったことがないことがほとんどでしょう。
      やはり、自分で考えるしかありませんね

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