日本国内で初のフルマラソン2時間3分台!東京マラソンは高速化したが…

日本のマラソンで2時間3分台が出ました。高速コースになった東京マラソンということで、前評判が高かったのですが、本当に記録が出ました。もう少し最後まで競い合う展開であればもっと記録が伸びたでしょう。

それにしてもケニア勢の走りは凄い!最後の方はペースメーカーも脱落するほどの速さです。キプサング選手の走りは異次元ですね。もうこれで2時間3分台で走るのが4回目です。

一方、日本人選手はというと、設楽悠太選手がフルマラソン初挑戦で、前半は素晴らしい走りでした。でも終わってみれば2時間9分台。高速コースであろうと日本人は2時間9分台が精一杯というところなのかもしれません。ただ、日本人でも2時間8分台を出した選手がいます。井上大仁選手が日本人トップ。でも全体の8位です。服部勇馬選手にも期待していましたが、結局は昨年と同じ走り、高速コースでタイムは伸びたものの、展開は全く変わりません。もう完全に世界からは置いていかれています。日本は高速コースになったけど頑張っても8分台。世界で戦う選手は2時間3分台。せめて優勝争いをするぐらいになって欲しいものです。

もうこれはびわ湖マラソンの一色選手に期待するしかないのかな?実業団から良い選手が出てくる可能性はもうないでしょう。世界で科学は進み、トレーニング法も変化しているはずです。しかし、日本人は昔ながらの練習しかしていないのではないでしょうか?瀬古さんの話を聞いているとどうしてもそう思えてきます。日本人はドーピングしても勝てないでしょう。

私も一度は走ってみたい東京マラソン。何度も申し込んではいますが、いまだ抽選に当たったことがありません。

今回のコース変更で、レースを走った後、荷物を取りに行く場所まで1km以上も歩かなければならないようです。フルマラソンの後では結構辛そうですね。

 

キプサング、国内初の2時間3分台で優勝!井上が日本勢トップ8位

2/26(日) スポニチアネックスより 

 東京マラソンは26日、都庁前~東京駅前の新コースで行われ、男子は前世界記録保持者のウィルソン・キプサング(34=ケニア)が初優勝。世界新記録には届かなかったが、日本国内のレースで初の2時間3分台となる2時間3分58秒の快記録をマークした。今夏の世界選手権(ロンドン)選考会を兼ねる日本勢では、井上大仁(24=MHPS)が日本勢最高の8位に入った。

 今大会からより平たんなコースに変わったことから、デニス・キメット(33=ケニア)が14年ベルリンで記録した2時間2分57秒の世界記録を超える「2時間2分50秒」を狙うと宣言していたキプサング。その言葉通りに序盤から引っ張り、世界記録を上回るハイペースでレースを展開。東洋大時代に箱根駅伝で活躍したマラソン初挑戦の設楽悠太(25=ホンダ)が日本人トップを快走し、こちらは日本記録を大きく上回るペースで折り返し地点を通過した。

 終始先頭集団を快走するキプサングは、ペースメーカーが外れた30キロ過ぎには14年の大会覇者ディクソン・チュンバ(30=ケニア)とトップを並走。35キロ付近でチュンバを引き離すと、その後はややペースは落としたものの、そのまま独走で東京駅のゴールテープを切った。優勝タイムの2時間3分58秒は、09年の福岡国際でツェガエ・ケベデ(30=エチオピア)がマークした2時間5分18秒を超える日本国内での最高記録となった。

 設楽は30キロ過ぎからペースを落とし、徐々に追い上げた井上が38キロで逆転。井上はアフリカ勢には及ばなかったものの、2時間8分22秒で日本勢トップの8位に入った。山本浩之(30=コニカミノルタ)が2時間9分12秒で10位、設楽は2時間9分27秒で全体11位、日本勢3位と健闘した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です