フリースタイルリブレを使った人体実験その12 小ネタ集4(漢方)

私はときどき自分でも漢方を飲むのですが、今回、2回漢方を飲む機会があり、ちょうど食前に飲んだときと食後に飲んだときがあり、そのときのグルコース値(血糖値)のデータが得られました。

今回はツムラのエキス製剤です。ツムラのエキス製剤は乳糖が含まれます。1包に量はどれほど含まれるのか、知りません。また、今回飲んだエキス剤には麻黄を含んでいます。これも交感神経を刺激するので、グルコース値(血糖値)に影響がある可能性があります。また、マラソンレース前はドーピングに引っかかる可能性があるので使えません。

まずは食前に漢方を飲んだときです。

 

 

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漢方内服後30分でグルコース値(血糖値)は15の上昇です。その後、内服1時間後には低下してきています。その後の食事によるグルコース値(血糖値)には影響がないように見えます。

次に食後に漢方を飲んだときです。

 

 

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食後1時間40分してから漢方を内服しています。この時点ではすでに食事によるグルコース値(血糖値)は低下してきていますが、漢方内服後30分(食後2時間10分)の時点でグルコース値(血糖値)は再度上昇しています。やはり、漢方はグルコース値(血糖値)に大きくはありませんが、多少の影響はあるようです。そして、通常であればベースラインに下がっている時間の食後3時間でもまだ、グルコース値(血糖値)は110を切りません。これも漢方による影響だと考えられます。

糖尿病のある方の漢方の内服時間には注意が必要なのかもしれません。

 

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