新型コロナワクチン接種の即時中止と接種後死亡の徹底的な調査を

厚労省が新型コロナウイルスワクチンと接種後の死亡、副作用の因果関係をなかなか認めない一方で、様々な証拠が出てきています。

まずはドイツの論文から。新型コロナワクチンを接種して20日以内に死亡した35例を解剖しました。明らかにもともとの持病などで死亡した10例を除く25例を分析しました。その25例中で5例が心筋炎でした。(表は原文より改変)

場合性別BMIワクチンの種類接種回数接種から死亡までの時間(日)死亡から剖検までの時間(日)併存疾患心筋炎グレード(0 – 3)心外膜炎グレード(0 – 3)
14631.8ファイザー107高血圧20
25020モデルナ11312
36222.5ファイザー173慢性閉塞性肺疾患11
45530.1ファイザー24323
57527,9ファイザー119高血圧、糖尿病、橋本病22

死亡した人のうち3人は女性で、2人は男性でした。死亡時の年齢の中央値は 58 歳 (46 ~ 75 歳) でした。4人が1回目のワクチン投与後に死亡し、残りの1人は2回目の接種後に死亡しました。すべての人が、ワクチン接種後1週間以内に死亡しました (平均2.5日、中央値2日)。

4人は心筋炎が特定され、もう1人も心筋炎の可能性があると考えられました。

これまではモデルナの方が心筋炎が多く、しかも若い男性が多いと考えられていました。しかし、上の5例は5人中3人が女性で、年齢層も40代から70代です。そして5例中4例がファイザーのワクチンです。いわゆる基礎疾患がない人も2人います。しかもワクチン後すぐに亡くなった25人中5人が心筋炎です。20%です。ワクチンによる心筋炎は軽度だと言われていましたが、死因としては非常に多いことがわかります。厚労省も専門家もウソをついています。

日本人もワクチン接種後に解剖されていたら年齢を問わず、多くの人に心筋炎が見つかっていたと推測できます。それらの死因は恐らく心不全や心筋梗塞、致死性不整脈などと片付けられていたのでしょう。

では他の30例を見てみましょう。どの人が持病で亡くなったと判断されたのかはよくわかりませんが、薬物乱用は恐らくそうでしょう。

ケース年齢既存の病気死因
673男性虚血性心疾患不整脈原性心不全
756男性虚血性心疾患不整脈原性心不全
864男性メタボリックシンドローム、冠動脈疾患新型コロナウイルス感染症(COVID-肺炎)
978女性高血圧、慢性閉塞性肺疾患心不全
1070男性高血圧、冠動脈疾患、器質化肺炎心不全、肺炎、肺塞栓症
1161女性冠動脈疾患脳卒中
1231男性高血圧、喘息、心肥大心不全
1375男性高血圧、冠動脈疾患、慢性閉塞性肺疾患、前立腺がん心筋梗塞
1459男性高血圧 冠動脈疾患, 虚血性心筋症心不全
1577男性高血圧, 冠動脈疾患, 2型糖尿病, 慢性閉塞性肺疾患, 転移性大腸がん呼吸不全
1663男性2型糖尿病, 高血圧, 冠動脈疾患, パーキンソン病気管支肺炎
1784男性高血圧、2型糖尿病麻痺性イレウス
1838男性なしワクチン誘発性血栓性血小板減少症
1949女性なし心筋梗塞
2068男性2型糖尿病、高血圧、甲状腺機能低下症脳大量出血
2175女性心房細動、慢性腎臓病大動脈瘤破裂
2223女性なし肺塞栓症
2363女性なし右心不全、深部静脈血栓症
2470男性なし心筋梗塞
2530女性薬物乱用薬物中毒
2639男性なし心臓タンポナーデ
2757女性高血圧、冠動脈疾患、虚血性心疾患不整脈原性心不全
2821男性薬物乱用薬物中毒
2969男性冠動脈疾患心筋梗塞
3021男性喘息、心肥大心不全
3130男性薬物乱用気管支肺炎
3255男性なし慢性心筋症
3326男性薬物乱用薬物中毒
3431女性なし頸動脈動脈瘤破裂
3563男性2型糖尿病、痛風心筋梗塞

20代から70代まで様々です。しかも死因の多くは心血管系の原因がほとんどです。心筋梗塞や肺塞栓症など血栓が絡んでいる死因が多いのもわかります。

次に日本からの2つの報告を見てみましょう。

1つ目は90代の日本人男性。全身倦怠感と呼吸困難が数日間続いたため、医師の診察を受けました。彼は心不全と診断され、利尿薬を3日間服用したところ、症状が緩和しました。しかし受診の後4日目の朝に台所で死亡しているのが発見されました。解剖の結果、心膜炎の所見が認められ、大動脈壁にも炎症がありました。心膜炎が大動脈に波及し、大動脈壁の脆弱性とそれに続く解離の原因である可能性が考えられました。死亡の2週間前にファイザーのワクチン接種を行っていました。この男性はワクチンを接種してから約1週間後に、心不全の症状が進行していることに気づいていました。線維状の厚い心膜は、この時間経過と一致していました。(この論文参照)

2つ目は胃悪性リンパ腫と甲状腺機能亢進症のある72歳の女性です。ファイザーのワクチンの1回目を接種し、接種直後に接種会場で気分が悪くなりました。しかし、彼女の状態は少し休むことで改善し、その後家に帰りました。次の日の午後4時ごろ、疲労、吐き気、胸の痛み、背中の痛みを発症し、その日の午後 8 時ごろ、SNSのLINEに生存を示唆する「既読」マークが表示されました。そして2日目に自宅で死亡しているのが発見されました。司法解剖が行われました。

下の図のa,bに示すように心膜には肉眼的出血があり、心膜および心膜側の心筋の全周に黒赤色の変色が認められました。(図はこの論文より)

dは模式図です。赤い点はな出血を示し、青い長方形は血栓を示し、緑の弧は壊死を示します。つまり出血と血栓が非常に多く認められたのです。

冠動脈の明らかな閉塞はありませんでした。肺、肝臓、腎臓、脾臓の表面にも顕著な点状出血が見られました 。さらに、微小血栓は、腎臓、肝臓、膵臓、大脳皮質、小脳、および橋にも見られました。

肺では、肺毛細血管がうっ血し、肺水腫が認められました。

これらは血栓性微小血管障害症(thrombotic microangiopathy: TMA)に類似した症状です。

突然死の原因はワクチンによる全身性の血栓よるものだと考えられ、その中でも心筋の出血、血栓がその原因でしょう。

このように致命的な副作用を起こすのが新型コロナウイルスワクチンです。解剖もされず、死因が特定されていない人は大勢いるでしょう。高齢や基礎疾患があるというだけで、それを理由に適当な死因がつけられている可能性が高いと思われます。高齢だから心不全、心筋梗塞、そして老衰などですませば良いと考えるのでしょう。基礎疾患があれば、その悪化やそれに伴う病態が原因としてしまうことも可能でしょう。ワクチン接種後1か月以内の死亡例は本当に明らかに死因がわかるもの以外は、できる限り全例解剖すべきです。

原因、因果関係を追及しようともしない、国、専門家、各学会は無責任という言葉だけでは済まないと思います。国は恐らくお金だけを払えば済むという方向に傾くかもしれません。しかし、このワクチンの製造企業、ワクチン接種を強く推進した厚労省や専門家たちの責任、犯罪性も追求すべきです。

さらにワクチン接種の妊婦さんで流産や死産した胎児や胎盤も詳しく調べるべきです。日本産婦人科学会は調査もせずにワクチンを推奨しています。出生数はどんどん減っています。(この記事参照)

国や医師や学会がまず行うことは在庫処分ではなく、即時中止です。犠牲者は増えるばかりです。

 

「Autopsy-based histopathological characterization of myocarditis after anti-SARS-CoV-2-vaccination」

「抗SARS-CoV-2ワクチン接種後の心筋炎の剖検に基づく組織病理学的特徴付け」(原文はここ

2 thoughts on “新型コロナワクチン接種の即時中止と接種後死亡の徹底的な調査を

  1. コロナ感染の影響は、身体的よりも精神的なダメージが大きい印象です。
    現在の感染による症状と、ワクチン副反応による症状のどちらか選べ
    と言われれば、私は感染したほうが良いですね。

    1. 鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。

      感染した方がしっかりと免疫ができるので良いと思います。
      ワクチン止めて、とっとと1回感染する方が良いでしょう。
      感染後の後遺症はもしかしたらワクチンの副作用かもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です