アメリカ次期大統領にトランプ氏!専門家はやはり自称「専門家」だった!

トランプ氏がアメリカの次期大統領選に勝利しました。各メディアは一様に「予想外」としていました。また、テレビや新聞などのマスコミも「驚き」「予想外」の反応を示し、専門家の発言も同じでした。唯一の「予想通り」の結果だとしていたのは、私が知る中では「木村太郎さん」だけだと思います。

さて、この専門家たちは、何を研究、勉強しているのかわかりませんが、誰でも予想できることは同じように予想できますが、一般の人が予想できないことは同じように予想できません。専門家なのに。今回の選挙でも、恐らくアメリカのメディアから伝わってくる情報をそのまま信じて、それを自身の考えとして述べてただけではないかと思います。アメリカのほとんどのメディアの予想はクリントン氏優勢というよりも圧勝の予想でした。もうこれは競馬新聞並みの予想です。名の知れた新聞社の予想が競馬新聞並み、またはそれ以下です。何を根拠に予想したのでしょうか?ちゃんと説明してほしいものです。それを信じた専門家。結局は何もわかっていない自称「専門家」だということが露呈してしまいました。名だたる大学の先生でありながら、誰でも言えることしか言えない。これは専門家ではありません。アメリカも日本もメディアは恐らく情報が操作されています。今回の選挙ではクリントン氏になってくれた方が都合が良い人たちによって操作されていたと感じてしまいます。トランプ氏は完全に「ヒール」扱いでした。また、見た目も発言も「ヒール」が似合っていたのですが。一部の人間がマスコミをうまく利用して、市民を誘導し、今のような状況が出来上がったのです。トランプ支持者についても「低所得の白人、人種差別主義者、女性蔑視の人」とレッテルを張ってしまいました。専門家も同じように誘導されてしまっています。だから、みんな専門家は「予想外」になってしまったのでしょう。クリントン氏優勢と思い込まされました。でも実は違っていたのです。

 

今の社会では専門家は「宣伝マン」と化してしまっています。グローバル化した企業にとって都合に良い宣伝マンたちが如何に多いか。または、自分のやりたい研究(実際には役に立たない研究)にお金を引っ張ってくる宣伝マンでもあるかもしれません。

今回の結果が「予想外」とした専門家は、机上だけの研究なのでしょうね。一般の人が「予想外」というのはわかりますが、それを専門としている専門家であれば、そもそも「予想」できるほどの知識が無かったと感じます。実際にアメリカに行って、大規模な調査をしたり、大勢の人の意見を聞いたりして、「予想」した専門家が果たして何人いるのでしょうか?

メディアはこのような自称専門家を重宝がり、意見を求めます。そして、それを聞いた一般の人たちは無批判にそれを信じてしまう人も大勢います。やはり、自分で考えなければダメなことが改めてわかりました。

同じような自称専門家は全ての分野に存在します。例えば地震。地震の予知なんて絶対にできないというのが現在の地震学でコンセンサスになっているのに、日本は地震予知を必死に研究している人がいて、その専門家が地震についていろいろ話しますが、ことごとく当たりません。一番は南海トラフ地震とその前の東海地震。恐怖を煽っていますが、その前に全く違う場所で大きな地震がいくつも起きています。もちろん、いつかは東海地震が来る可能性はありますが、地震予知ができるのなら、その前の大きな地震の予知をして下さいよ。ずっと東海地震や南海トラフ地震が来る、と言って、例えば10年後か20年後かに実際に起きたら、「ほら言ったとおりでしょ!」とでもいうつもりでしょうか?このような専門家たちは恐らく国から莫大な研究費をもらって研究しています。研究することは悪いことではありませんが、自分たちのお金でやってください。

我々の医療の世界でも同じです。専門家である「専門医」は腐るほどいます。各学会はこの専門医を量産していますが、実際の質は保証できていません。手術が下手な外科の専門医もいっぱいいますし、書類を不正ごまかして取得した専門医も恐らくいると思います。また、専門医が治療方針で使う、それぞれの疾患のガイドラインの中には、製薬会社の力が働いて薬をたくさん使い続ける方向の治療を選択するようなものもあります。患者の利益が最優先ではありません。ガイドラインを決定するお偉い先生に年間数千万円のお金が渡されている事実が何よりもの証拠です。腐敗した政治と同じ構造です。

アメリカの政治はロビイストによって操られ、腐敗しました。アメリカの貧しい若者たちはお金につられて戦場に送り込まれました。人間はお金には弱いのです。恐らく日本も同じです。政治家や官僚たちは操られてしまっています。さらにマスコミはもっとひどい状況でしょう。いくら正しいことでも、スポンサーの不利益であれば間違って流されます。そして何も考えない一般市民はその情報を鵜呑みにして、企業の思惑通りに行動してしまうのです。「あるある大事典」でうその情報が流され、次の日にスーパーでその商品が売り切れ続出したことが典型的です。

もちろん、ちゃんとした本当の専門家はいっぱい存在しますが、そのような専門家ほどあまり表には出てきません。専門家という名ばかりの方の意見は参考にはしつつ、自分でしっかりと情報を集めて考えましょう。

昨日、為替や株の動きに不安を示していた専門家。「円は90円にまで円高になる」なんて言っている専門家もいました。でも今日は105円に戻っています。天気予報よりも信用できません。株も1000円以上の上げ幅。戻っています。マスコミを通して話をする専門家はもう少し責任を持ってほしいものです。おやじたちが酒を飲みながらしゃべっているのとは違うのですから。

それにしても、トランプ氏が大統領になったので、今後の日本が心配です。アメリカ人は何を考えているのでしょうか?今回はあまりにも選択肢がなく、難しい投票だったのかもしれません。それにしても…

お気楽ご気楽の平和ボケ日本は終焉を迎える可能性があります。

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