新型コロナワクチン接種による腎障害および死亡リスク増加

これほどの被害者を出しながら、日本はいまだに新型コロナワクチン接種を中止しておりません。まあ、余程の情弱でない限り、いまだに新型コロナのワクチンを接種する人はいないと思いますが。

さて、この新型コロナワクチン接種で、腎臓への有害性も様々なものを認めています。今回の研究では、ワクチン接種の有無で、急性腎障害、透析、死亡率の違いを比較しました。年齢が18歳以上で、2022年から2023年の間に新型コロナワクチンを接種した患者を対象としています。最終的にワクチン接種の有無の各群にそれぞれ1,454,791人の患者が選択されました。平均年齢は約54歳です。(図は原文より、表は原文より改変)

上の図は、2つのグループ間の(A)急性腎障害、(B)透析、(C)死亡の累積発生率です。急性腎障害と透析はワクチン接種群で明らかに高いのがわかります。ワクチン接種群では非接種群と比較して、急性腎障害は1.20倍、透析は1.84倍でした。死亡率はワクチン接種群の方が低く見えます。0.88倍です。

しかし、下の表を見てみましょう。

結果HR(95%CI)
急性腎障害
ファイザー(ビオンテック)1.51 (1.44-1.58)
モデルナ1.37 (1.28-1.47)
ヤンセン1.73 (0.99-3.04)
透析
ファイザー(ビオンテック)2.07 (1.74-2.47)
モデルナ3.15 (2.47-4.02)
ヤンセン4.50 (0.54-37.43)
死亡
ファイザー(ビオンテック)1.20 (1.13-1.27)
モデルナ0.82 (0.75-0.90)
ヤンセン0.69 (0.33-1.44)

上の表はワクチンの企業別のそれぞれのリスクです。ヤンセンはもともと接種数が少ないので、あまり考えなくても良いですが、ファイザーとモデルナのワクチンはどちらも急性腎障害や透析のリスクを増加させています。そして、死亡率については、モデルナは0.82とリスク低下を示していますが、最も多く接種されていたファイザーでは1.20倍死亡リスクを増加させています。

この研究の対象が、2022年から2023年なので、恐らく3回目や4回目の摂取後の腎障害なのでしょう。

高市総理大臣になり、厚労大臣も変わっても、新型コロナワクチンに対する国の態度は変わっていません。もちろん医療業界も変わっていません。まだまだ被害者を出しても良いと思っているのでしょうね。

「Risk of acute kidney injury and mortality in patients vaccinated against COVID-19」

「COVID-19ワクチン接種を受けた患者における急性腎障害および死亡リスク」(原文はここ

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