先日、あるネットの記事についてコメントを頂きました。内容はセカンドミール効果と言われるものについてです。 その記事のオリジナルはここです。「昼食後の血糖値スパイクを抑えるには朝食から対策!この食品を食べると良い」 記事の
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糖質制限
インスリンとスルホニルウレアは心血管イベントを増加させる
アメリカでは糖尿病の第1選択薬はメトホルミンです。 第2選択の糖尿病薬の開始による心血管イベントの発生はどのようになるのでしょうか? DPP-4阻害薬(ジャヌビア、エクア、ネシーナなど)、GLP-1受容体作動薬(ビクトー
血糖値スパイクは冠動脈のプラークを不安定にするかもしれない
スタチンを飲んでいるにもかかわらず、多くの人は冠動脈疾患のリスクが減少しません。実際にはスタチンの使用している人の冠動脈の状態は血糖値スパイクに大きな影響を受ける可能性があります。 今回の研究では、経皮的冠動脈形成術(P
糖質過剰摂取は痩せていても肝臓の脂肪酸合成を大きく増加させる
中性脂肪値を増加させるのは、脂肪摂取によるものではありません。食後に一時的には中性脂肪値の上昇が認められますが、これはカイロミクロンが運んでいる食事からの脂肪であり、すぐに消失します。それ以外の中性脂肪、空腹時の中性脂肪
グーグルトレンド 検索の急上昇ワードで振り返る2018 糖質制限が圧勝!
グーグルは様々なサービスを提供していますが、他のサイトで、グーグルトレンドでケトダイエットを調べているのを見て、糖質制限も調べてみました。まずはアメリカのダイエットの検索ワードです。 Keto dietが圧勝です。ケトダ
乳がんに糖尿病薬を使うと死亡率が高くなる
糖尿病は乳がんのリスク、再発のリスクを高めます。以前の記事「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」で書いたように、乳がんの細胞にはインスリン受容体が非常に多くなります。糖尿病をインスリンやインスリン分泌を増加させるスルホニ
高脂肪食と運動の組み合わせで寝ているときのエネルギー消費量が増加する
エネルギー消費は運動しているときだけではなく、当然寝ているときにも起きています。この寝ているときのエネルギー消費量は、食事や運動によって変化するのでしょうか? 今回の研究では、18〜30歳の健康な男性を対象に実験しました
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は心筋梗塞のリスクを増加させるかもしれない
現在、どれほど多くの人がPPI(プロトンポンプ阻害薬)を長期に使用しているでしょう。 急性冠症候群でクロピドグレルが処方されますが、PPIはこのクロピドグレルの効果を減弱するようです。 急性冠症候群により治療を受けて、退
アルコールとインスリン抵抗性
お酒は適量であれば健康に良いと考えられています。糖質制限をしても、お酒の種類を選べばアルコールはOKだとされていますが、やはり飲み過ぎは良くない可能性が高いと思います。 この研究では、2型糖尿病、インスリン分泌障害または
アメリカではメタボではない人の方が珍しい
アメリカの成人ではたった12%だけが代謝的に健康であるという、思った通りですが、驚くほど深刻なデータが発表されました。代謝的に健康であるというのは以下の通りです。 腹囲 102cm未満(男性)、88 cm未満(女性)