以前の記事「中性脂肪を下げる薬オレザルセンの効果」「中性脂肪を大きく低下させる薬オレザルセンは食後中性脂肪の上昇を抑える」で書いたように、アポリポタンパク質C-III(ApoCⅢ)をターゲットにしたオレザルセンは確かに、
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アスピリンはあなたを救うか?
もう10年以上も前に、低用量アスピリン(バイアスピリン)の一次予防の効果は否定されているにも関わらず、未だに心血管疾患の既往もないのに、アスピリンを処方され続けている患者がいます。 2014年の日本人におけるアスピリンに
コレステロールが低いことは院外心停止の危険因子となる
コレステロールは悪者と思われていますが、様々な研究では、コレステロールが高い方が長生きであることを示しています。院外心停止(OHCA)を起こせば、死んでしまったり、重い障害を残す可能性が高くなります。虚血性心疾患を含む心
高インスリン血症は急性心筋梗塞後の長期死亡率の上昇と関連している
インスリン値は非常に重要であるのに、普段の臨床の現場ではほとんど測定されません。医療は意図的に、インスリン値を測らないようにしているようにも思えてなりません。 今回の研究では、急性心筋梗塞を発症した非糖尿病患者における、
抗コリン薬を飲み過ぎると心血管イベントの発生率が増加する
抗コリン作用を持つ薬は中高年の人に頻繁に使われています。抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、パーキンソン病薬だけでなく、特に最近は過活動膀胱(頻尿・尿失禁)治療薬として内服している人も多いでしょう。抗コリン薬は認知機能の低下の副作
心臓の冠動脈のステント不全とインスリン抵抗性
心臓の冠動脈狭窄に対して、ステントという血管を広げる装置が血管の中に入れられます。しかし、そのステントを留置しても、標的病変再血行再建(TLR)といって、経皮的冠動脈形成術(PCI)施行後に、治療した血管部位(標的病変)
中性脂肪を大きく低下させる薬オレザルセンは食後中性脂肪の上昇を抑える
以前「中性脂肪を下げる薬オレザルセンの効果」で書いたように、中性脂肪の除去を阻害するアポリポタンパク質C-III(ApoCⅢ)をターゲットにして、中性脂肪値を大きく低下させる薬です。 中性脂肪値は空腹時だけでなく、食後の
肉食は健康的な食事である
肉は健康的な食材です。以前の記事「アメリカの食事ガイドラインが大改革された」で書いたように、アメリカはそれを認め、食事のガイドラインを大きく変更しました。 一部で人気の肉食ダイエット(以下肉食)は植物性食品をほぼ全て排除
CPAPはあなたの命を救うか?
睡眠時無呼吸でCPAP(持続陽圧呼吸療法)を使っている人もいるでしょう。では、このCPAP、命を救うような治療なんでしょうか? 今回の研究は、30の研究のメタアナリシスです。全原因死亡と心血管疾患による死亡を見てみましょ
子宮筋腫で心血管疾患リスクが上昇するのは原因が同じだから
子宮筋腫があるとアテローム性動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)のリスクが高まります。それは同じ原因で起きているからだと思われます。つまり糖質過剰摂取ですね。 今回の研究では、子宮筋腫とASCVD発症リスクの関連を分析して