オミクロンで終わりにしよう!

連日、芸人やアイドルをはじめ様々な芸能人、スポーツ選手などの新型コロナウイルス陽性の報道がされています。こんな報道必要でしょうか?誰が感染しようが、検査で陽性になろうがいいでしょう?個人情報ですよ。本当はHIV感染と同様に本人以外知らなくていい情報です。

これも煽りのためでしょうね。

先日こんな煽り記事が出ていました。(記事はここ

重症者、年初の8倍に 専門家、警戒呼び掛け―オミクロン「第6波」

新型コロナウイルス感染症の重症者数が増え続けている。流行の「第6波」襲来で、直近の全国の重症者は年初の約8倍に膨れ上がった。主流の変異株「オミクロン株」は軽症傾向が指摘されるが、重症者の急増に、専門家らは強い警戒感を示している。

厚生労働省によると、自治体公表の重症者は1月1日には51人だった。新規感染者数の急増に伴い、1週間後には89人、2週間後には233人となり、21日には約3カ月ぶりに400人を超えた。23日は430人で、過去最多だった第5波の2223人(昨年9月4日)の約5分の1となった。

なんで1月1日と比較しているのかわかりません。51人と言えば各都道府県1人程度。それと比べれば各県8人で8倍です。煽りもいいところです。しかも本当に急増しているのでしょうか?各自治体が公表している重症者数を厚労省が集計しているようですが、各自治体の公表数を見てみましょう。厚労省の数値は東洋経済オンラインから拾っています。また、公表する日にちがバラバラなので多少の誤差はあります。

都道府県名自治体が発表した重症者数(1/21~23)(カッコ内の数値はホームページを探したけれど確認が取れなかった数値です)日本集中治療医学会の人工呼吸数(ECMO含む)(1/22)厚労省の発表数(1/22)

1

北海道

0

0

0

2

青森県

(0)

0

0

3

岩手県

(0)

0

0

4

宮城県

2

0

2

5

秋田県

(0)

0

0

6

山形県

0

0

0

7

福島県

1

1

1

8

茨城県

1

2

1

9

栃木県

0

3

0

10

群馬県

3

0

3

11

埼玉県

8

2

8

12

千葉県

3

1

2

13

東京都

12

10

12

14

神奈川県

10

1

10

15

新潟県

0

1

0

16

富山県

0

0

0

17

石川県

0

0

0

18

福井県

0

0

0

19

山梨県

0

0

0

20

長野県

1

2

2

21

岐阜県

0

0

0

22

静岡県

1

0

1

23

愛知県

3

1

2

24

三重県

0

0

0

25

滋賀県

0

3

0

26

京都府

5

7

48

27

大阪府

23

22

264

28

兵庫県

4

2

4

29

奈良県

7

0

7

30

和歌山県

6(ただし酸素投与のみでICUに入室していない

0

6

31

鳥取県

(0)

0

0

32

島根県

1

0

1

33

岡山県

0(1/19)

0

0

34

広島県

7

2

6

35

山口県

1

1

1

36

徳島県

0

0

0

37

香川県

0

2

0

38

愛媛県

3

0

3

39

高知県

3

0

3

40

福岡県

1

1

1

41

佐賀県

0

0

0

42

長崎県

0

0

0

43

熊本県

2

0

2

44

大分県

0

0

0

45

宮崎県

0

0

0

46

鹿児島県

1

0

1

47

沖縄県

5(国基準:41)

7

41

全国計

115

71

430

厚労省は重症者の基準を①集中治療室(ICU)等で治療②人工呼吸器を使用③体外式膜型人工肺(ECMO)を使用、のいずれかにあてはまる場合としていますが、都道府県により基準が異なります。

22の自治体の重症者の公表数はゼロです。

沖縄県を見ると沖縄の基準では5人ですが、国基準では41人です。ものすごい差があります。さらに大きな差は大阪、そして京都に認められます。京都府が公表している重症者数は5人であるのに、国基準では51人です。さらに大阪府が公表している重症者数は23人なのに、国基準では264人です。なんと10倍以上に差があるのです。(まあ、でもいつも関西は重症者が多いのはなぜなんでしょう?)

逆に和歌山県のように酸素投与だけで集中治療室にも入っていない人を重症者と位置付けていますが、厚労省はそのまま6人で数えています。

厚労省の重症者数は自治体公表数のおよそ3.7倍にもなります。厚労省は意図して大きい数字を見せているのでしょう。各自治体の公表数を見れば、重症者の病床はガラガラのはずです。もしかしたら中には病院の収入を考えて、大して集中治療が必要のない患者に酸素投与だけでICUに入室させている病院もあるでしょう。

新型コロナウイルスが広がる前の世の中では、風邪は社会に許容されてきました。そして、たかが風邪であっても肺炎を起こしたり、重症化するような人はいました。特に免疫力が弱った高齢者ではたかが風邪で亡くなる場合もあったと思います。それが普通です。

インフルエンザもいつもの年は数か月の間にICUに700人以上が入り、その多く、500人以上は人工呼吸器によって治療を受けてきました。多い日では1日30万人が症状が出て、確実に感染していました。新型コロナのように検査だけ陽性という人を含んでいないにも関わらず30万人ですよ。しかし、インフルエンザで集中治療が必要な人数などは一切報道されてきませんでした。医療が逼迫なんて起きていませんでした。日本はいつまで同じことを繰り返すのでしょうか。効果がないとわかっている対策を、他にやることが考え付かないから、アリバイ作りのようなことを繰り返しています。しかも、今回のオミクロン株は確実に重症化率は低下していて、症状もほとんど風邪と同様ですよ。

甘い汁を吸って覚えてしまった人間はなかなか元に戻るのは大変なのでしょうね。マスコミだけでなく、医療も、PCR検査にかかわる企業やクリニックも、いわゆる専門家も、この感染のパンデミックが終わってほしくないのでしょう。

連日の報道が伝えている数字は、新型コロナが広がる前、冬に流行る風邪について、実はこんな風に感染が拡大して、これくらいの人が重症化して、これくらいの人が亡くなっていた、というのを調べただけの話です。いつもの流行る風邪を可視化しただけです。いつもこれくらいのことが起きて当然なんです。冬場(冬場に限りませんが)にちょっと咳をしたり、鼻水が出ていたり、のどがイガイガしたり、声がかすれたり、微熱が出たり、ちょっと倦怠感があったりする人は周りにいるのが普通です。医療機関のスタッフでさえそうだったんですよ。そろそろこれまで通り、風邪をひいた人が周りにいることも、自分が風邪をひくことも許容すべきです。つらい風邪では休んでいればいいのです。

風邪のない世界はありません。早く通常運転に戻しましょう。オミクロン株で終わりにしましょう。一部の人にとっての夢の時間はもう終わりです。報道をやめ、PCR検査をやめ、みんなが気にしなくなれば日本の新型コロナは終息します。5類にすればすぐに終わるでしょう。責任を取るのが嫌なのか、どこかの首相はなかなか変えようとしません。勇気を出して!人の話ばかり聞いていなくて良いですから。目の前のデータを見れば明らかですよ。

コメント

  1. みみ より:

    先生、おはようございます。今更ながら今年もよろしくお願いします。(毎回ブログ拝見しておりますが♪)

    今回の記事、本当に多くの方に見てもらいたいですよ!

    私はまだワクチン接種はしておりませんので、完全に変人扱いされておりますが…??

    子供が学校で黙食だとかで、全員黒板に向かって黙々と昼食を摂っていますが異様な光景です。
    確かに飛沫が飛ぶようなおしゃべりはコロナ関係なくイヤですが。

    感染症は怖いです。皆んな目を覚ましましょうよ!なんて言って、もし自分が感染してしまったらきっとパニックになると思います。
    普段から心穏やかに…を心がけたいと思います。

    • Dr.Shimizu より:

      みみさん、コメントありがとうございます。

      怖い感染症と怖くない感染症があります。風邪はひきたくはないですが、怖くありません。
      オミクロンは普通の人には怖くありません。