当たり前の話だけど、血圧を下げ過ぎるのも危険!

心血管疾患の履歴がある55歳以上の高リスク患者の転帰データ(計3万937例)を基にした血圧と転帰の関連を評価した試験で、血圧の下げ過ぎが逆に死亡率などを上げる、という結果が出ました。当たり前でしょう。

結果を述べると、

収縮期血圧が治療を受けて120mmHg未満であった4,052例の患者では、複合心血管転帰のリスクが高く(調整されたハザード比[HR]、1.14、95%信頼区間[CI]、1.03-1.26)、また治療中に収縮期血圧が120〜140mmHgであった患者と比較して、心臓血管死(HR1.29; 1.12-1.49)およびすべての死亡(HR1.28; 1.15-1.42)も高かった。心筋梗塞、脳卒中、または心不全での入院について、有意差はなかった。

さらに、治療中の平均拡張期血圧 が70 mmHg未満(n = 5,352)は、拡張期血圧が70-80mmHgの患者と比較して、複合一次転帰(HR1.31; 95%CI、1.20-1.42)、心筋梗塞(HR1.55; 1.33-1.80)、心不全での入院(HR1.59; 1.36-1.86)および全原因死(HR1.16; 1.06-1.86)といずれも高かった。

とのことでした。現在の高血圧治療のあり方が問われますね。

原文はここ

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