妊娠中の果物の過剰摂取に注意が必要かもしれない

果物は健康に良いというイメージは多くの人が持っていると考えられますが、本当に良いものなんでしょうか?もちろんビタミンCが豊富なものもあり、その摂取のために果物を摂ることが全くダメではありませんが、それと共に摂ってしまう糖質が非常に多いので、問題が多いのです。糖質制限食では適度(少量)の果物はOKだと思いますが、大量の果物は避けた方が良いと思います。ビタミンCは野菜をメインに考えましょう。

今回の研究は妊娠中の果物の摂取の危険性を示しています。先ほど言ったように健康に良いイメージなので、赤ちゃんのためを考えて過剰に摂取してしまう方もいあるかと思いますが、気を付けなければなりません。まして、果物の代わりにフルーツジュースは全くNGだと思ってください。
今回の研究によると、妊娠中にたくさんの果物を食べることは、妊娠糖尿病の発症と強く関連していました。妊娠中期に果物をたくさん食べた女性は、糖尿病発症のリスクがなんと、ほぼ400%増加しました。今のスーパーなどで売られている果物は、自然の中にあった果物とは比べものになりません。まったくの別物です。昔の自然の中の果物よりも大きくて非常に甘くなりました。だから、血糖値上昇、果糖の過剰摂取には気を付けなければなりません。次回の記事ではこの昔の果物をお見せします。

Excessive fruit consumption during the second trimester is associated with increased likelihood of gestational diabetes mellitus: a prospective study

「妊娠第2期の過度の果物消費は、妊娠糖尿病の可能性の増加と関連している:前向き研究」(原文はここ

要約

この研究は、妊娠中期(第2期)の果物の消費と妊娠糖尿病(GDM)の発生との関連を調査することを目的とした。
2013年4月から2014年8月までに中国で772人の女性参加者による前向き研究が実施された。食事摂取量は、3日間の食事記録を用いて対面式および電話インタビューで評価された。GDMは、75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値を用いて確認された。多変量ロジスティック回帰を用いて、様々な交絡因子の調整後のオッズ比(OR)および95%信頼区間(CI)を推定した。772人の参加者のうち、調査中の期間に169人がGDMと診断された。妊娠中期の総果実消費量は、GDMの高い可能性と関連していた(最も高い四分位対最も低い四分位:調整OR4.82,95%CI 2.38〜9.76)。GI値の中等度または高い果実は、GDMの発生と正の関連があった。果実サブグループもまたポリフェノール含量によって分類され、熱帯果実および柑橘類果実消費はGDMの発生と正の関連があることが判明した。これらの結果は、果物、特に中程度または高いGI値、熱帯果実および柑橘類果実を伴う果物の過剰消費は、GDMの可能性を増加させることを示唆している。

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