夜の食事のタイミングが体重増加を引き起こし、脂肪の代謝を悪くさせる可能性がある

ペンシルベニア大学の医学部の最近の研究によると、夜遅く食べることは、やはり太りやすくなるようです。

第31回連合専門睡眠学会(APSS)年次集会のSLEEP 2017で発表されたことによると、次のような実験が行われました。

9人の健康な成人で、食事を早い時間に済ませることと夜遅くまで食べるようにすることで、どのような違いが出るかを調べたのです。早い時間の食事は、3回の食事と2回の軽食を8時から7時の間に摂ります。それを8週間続け、2週間休み、次に遅い時間の食事を8週間しました。遅い時間の食事は、3回の食事と2回の軽食を正午からの午後11時の間に摂ります。睡眠時間は、午後11時から午前9時の間、一定に保たれました。

その結果は、早い時間の食事と比較して、遅い時間の食事は、

  • 体重が増加する
  • エネルギー源として、脂肪の割合が減り、炭水化物の割合が増える
  • インスリン、空腹時血糖、コレステロール、中性脂肪の値が上昇する

ということが認められました。

また、早い時間の食事では、食欲を刺激するホルモンであるグレリンが昼間に早くピークに達し、満腹中枢を刺激するレプチンは後にピークに達することが示唆されました。早い時間の食事の方がより長く満腹感を感じるのに役立つ可能性が高いと考えられます。つまり早くに食事をした方が、夕方や夜に過食を防ぐのに役立つことが示唆されたのです。

以前から、夜遅くの食事は太ると言われてきましたが、それが証明されました。しかし、糖質制限食ではどのようになるかはわかりません。糖質制限食では血糖値の変動やインスリンなどの上昇が少ないので、どの時間に食べても、もしかしたらあまり変化はないかもしれません。

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