フルーツジュースを小さな子供にたくさん与えることは、もはや虐待であるかもしれない

夏井先生のホームページにもありましたが、フルーツジュースはやはりジャンクフードです。

そこで出てくるのはもはやお馴染みの「猛毒」であるフルクトース(果糖)です。

ハーバード大学が発表した研究によると、妊娠中の糖質入り飲料の摂取量および、幼児期のフルクトース(果糖)の摂取量はその後の小児期の喘息と関連があるようです。

親としては、自分の子供がいろいろなものを口にできるようになるのが非常にうれしいものです。また、初めて口にするものに対する赤ちゃんの反応も非常にかわいらしく、面白いことさえあります。

もちろん、一口二口糖質やその中のフルクトース(果糖)を摂取したからといって、すぐに問題が起きるわけではありませんが、YouTubeの動画などを見ると、初めてのジュースを飲んだときに、やや顔を歪めながら、どんどん飲みたがる赤ちゃんが非常に多くいるような気がします。これが「糖質中毒」の始まりなのでしょうか?

しかし、アメリカの小児学会は1歳未満の赤ちゃんにはフルーツジュースをあげてはいけないと勧告を出しています。(「1歳未満の赤ちゃんにフルーツジュースは与えてはいけない!とアメリカの小児学会の勧告」参照)

フルーツジュースではありませんが、スポーツドリンクの飲み過ぎで幼児の死亡例も報告されています。(「糖質過剰摂取で脚気になる!乳幼児で死亡例もある!スポーツドリンクなんていらない!」参照)

ちょっと口にする程度は問題なくても、多量になればその後の健康問題になりかねないということですし、度が過ぎれば死んでしまうことさえあるということです。

ジャンクな飲み物のコーラやシェークなどだけでなく、フルーツジュースやスポーツドリンクなども、小さな子供に好きなだけ飲ませるのは「虐待」レベルだと考えた方が良さそうです。

「Prenatal and Early-Life Fructose, Fructose-Containing Beverages, and Mid-Childhood Asthma」

「出生前および幼児の時期のフルクトース、フルクトース含有飲料、と小児の喘息」(原文はここ

要約

根拠:横断研究によると、高果糖コーンシロップ甘味飲料の摂取と児童の喘息とは結びついている。

目的:妊娠中および幼児期の砂糖甘味飲料およびフルクトースの摂取と現在の喘息との関連を小児期(中央値7.7歳)で調べることである。

方法:出産前のコホートであるProject Vivaの母親と子供のペア1068人の母親の妊娠(第1および第2期)および幼児(平均3.3歳)の砂糖甘味料飲料および総フルクトース摂取量を食品頻度アンケートで評価した。

結果:妊娠中の母親の砂糖甘味飲料のより高い摂取量(平均0.6人分/日)は、より若い母親の年齢、非白人の人種/民族、教育の低さと低収入、妊娠前のBMIの上昇と関連していた。4分位の一番少ない群と比較して、最も多い群は、小児期の現在の喘息(罹患率19%)が砂糖甘味飲料で70%増加および総フルクトースで58%増加した。幼児期のフルクトース摂取は、最も少ない群と比較して最も多い群が、母親の砂糖甘味飲料の摂取で調整しても、小児期喘息と関連していた(79%の増加)。

結論:妊娠中および幼児期の砂糖甘味飲料およびフルクトース摂取量の増加は、部分的には脂肪による肥満以外のメカニズムを介して小児喘息発症に影響を及ぼす可能性がある。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする