ビブラムファイブフィンガーズで50km走ってみた

毎年この時期の私の恒例行事である、50km走を行いました。実際には52km超ありましたが、無事完走しました。去年は60kmを走ろうとしましたが50kmでリタイアしたのですが(「ケトン体ランニング「ケトラン」、試行錯誤の人体実験」参照)、今年は思ったよりも調子よく走れました。

今年は何と言ってもビブラムファイブフィンガーズを履いての長距離でしたので、ちょっと不安がありました。

伊達のハーフマラソンを都合により走れなかったので、なんとなく調整不足の感じでした。そして、50km以上という距離に、これまでとは全く違うランニングシューズで、私の足がどのような反応をするのか未知数でした。

昨年は前の日の夜以降何も食べないで走る実験をしましたが、今年はこのシューズ自体の実験でもあるので、いつもの朝の糖質制限食を食べてスタートしました。

ケトン体を測定しようと思っていたのですが、センサーが間に合わず、今回は測定なしでした。そして、今回は去年のレースでの分析をもとに、後半に心拍数がかなり上がってくるようなら、糖質の入ったジェルを摂ることに決めていました。

朝の気温は一桁でしたが、それほど寒さは感じませんでした。しかし、走り始めから足の筋肉が張った感じでした。「脳」が嫌がっていたのかもしれません。

走り始めて、筋肉の張りを無視して、そのまま走りました。

そして、折り返しの場所まで来たのですが、いつもの年よりも楽に感じました。ビブラムのおかげなのかどうかはわかりませんが、良い調子で折り返し後半戦を迎えました。

後半戦になってもいつもの年よりも良い調子が続きましたが、やはり40km付近になると疲れが出始め、心拍数も上がってきたので、ジェルを投入しました。私の脳はあっさりと騙され、ペースが回復し、50km手前まではまずまずの走りができましたが、最後はバテました。

ビブラムはシューズがものすごく軽いので、後半疲れてきたときに靴の重さを感じません。

しかし、ビブラムファイブフィンガーズの欠点は石を踏むとかなり痛いです。底が薄いので、石が直接刺さるような感覚です。この時期雪解け後で北海道の道には小石が非常に多く、避けて進むことさえできないほど落ちています。だから、結構それが大変でした。

ビブラムファイブフィンガーズを履く前は、走るときに足裏全体を着く、ミドルフットを意識していたつもりでしたが、ビブラムファイブフィンガーズを履いてみると、自分が踵着地であったことに気づかされました。最初ビブラムを履いて走った時、踵が痛くて仕方なかったのです。ビブラムを履くと踵着地では痛くて走れません。なので、自然とミッドフットに変わらざるを得ないのです。そうするとこれまでとは違う筋肉を使うようになり、今まで感じたことがない部分が筋肉痛になっていました。(ただ、完全にフォームが変わったわけではなく、シューズの底の減り方は、以前と同じで右足だけ後ろの方が減ってしまいます。)現在はもう慣れましたが。

50km走の次の日、私の足に異変が起こりました。歩くと左足の中指の付け根当たりに激痛が走ったのです。全身の筋肉痛は問題ないのですが、この左足の痛みは非常に痛く、足を引きずらないと歩けません。「剥離骨折でも起きた?」とも思いました。しかし、座った状態で押したり指を曲げたりしても痛みは走りません。「どうしたものか?」と思いつつ、疲労抜きのランニングはあきらめざるを得ませんでした。次の日になれば少しは良くなるだろうと思っていました。

しかし、次の日も全く痛みが変わりません。足を引きずっています。でも、「走ってみて痛くて我慢できなければ止めればいいから、今日は走ろう!」と思い、走り始めました。不思議なことに、最初の数歩は痛みがありましたが、歩くよりも楽なんです。全身筋肉痛が残っていたので速いペースでは走れませんでしたが、ほとんど痛みを感じず、15km程度走り終えました。

すると、なんと朝よりも歩く時の痛みがかなり減少していました。ゼロになったわけではないのですが、普通に歩けるまでに改善しています。

痛みは不思議です。

これまでも、いろいろな痛みがありました。しかし、運動によって楽になる痛みもあります。走っていて悪化するような痛みは要注意で、休養が必要でしょう。昨年の痛みはどんどん悪化しました。しかし、走っているうちに楽になる痛みはそのまま運動を続ける方が良いのでは?と個人的には思います。

つまり、体が教えてくれるのです。

以前にもぎっくり腰の次の日にフルマラソンを走ったことがあります。(「ぎっくり腰でもフルマラソンは完走できる!」参照)

もちろん医師としてお勧めするわけにはいきませんが、自己責任で、自分の体の声をしっかりと聞いて、痛みと付き合うことは必要ではないかと思います。

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コメント

  1. 山崎勝巳 より:

    清水先生おはようございます

    ブドウ糖よ10倍吸収が良い
    果糖、直接肝臓に蓄えられ
    ますこの遺伝的性質を利用
    して果糖による脂肪肝を作り
    マラソン等のケトン体生成
    を効率良くできませんかね?

    下記血液データの男性はアル
    コールによる脂肪肝で断酒し
    ても数値が下がらず糖質制限
    したところ改善されてます
    https://i.imgur.com/A2TYj1Q.jpg

    肝脂肪を最優先にケトン体と
    して利用しいるのではないの
    でしょうか?