最近の週刊新潮の「糖質制限で『老化する』『寿命が縮まる』」という特集とんでもない記事にビックリとガッカリでしたね。 以前江部先生のブログで、ターザンの2018年4月12日号に掲載された山田悟医師との対談の記事がありました
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大谷翔平選手 言葉になりません!
大谷翔平選手がまた素晴らしい活躍。本当に言葉にならないぐらい凄いです。実は私は大谷選手がメジャーでは1年目からは通用しない、と思っていました。球速は速いと言われていても、打者の手元で伸びるようなストレートではないことや、
大量のコレステロールを摂るとどうなるか? その1
卵は最もコレステロールを多く含む代表的な食べ物です。 卵100gあたり、420mgのコレステロールを含んでいます。 卵1個当たりの栄養成分はタンパク質7.74g、脂質6g、糖質(炭水化物)0.18gです。 その卵を今回1
中年以降はもっとタンパク質を摂る必要があるかもしれない
日本のタンパク質摂取の推奨量は約0.8g/kg 体重/日です。50kgであれば40g、60kgであれば48g程度のタンパク質を毎日摂取することが望ましいとされています。厚労省の発表による「栄養素等摂取状況調査の結果」によ
残念ですが、医師は栄養や生活習慣についてほとんど知りません
私が医学部の学生であった20数年前、栄養や生活習慣に対する講義はゼロでした。もちろん講義の中で多少の話は出てきました。たばこの害、運動不足やカロリーの摂りすぎなどの影響などありきたりの話はないわけではありませんでした。
シンガポールのメディアは白米の害について真実を語っている! 日本は?
シンガポールのThe Straits Timesのサイトに載っていた記事です。 シンガポールでも糖尿病が深刻な問題のようです。同じアジア人として、非常に参考になる記事だと思います。 「Diabetes: The rice
エキノコックスはもう北海道だけの病気ではないようだ
みなさんはエキノコックスという病気を知っていますか?私は北海道に来て、医学部で勉強して始めて知りました。そして、北海道ならではの病気だと思っていました。 エキノコックスは寄生虫で、主に北海道ではキタキツネが持っています。
LDLコレステロール値が低いと、驚くほど発熱、敗血症および悪性腫瘍の発生リスクが高くなるかもしれない
LDLコレステロールをいまだに医療の中では「悪玉」と考えている医師が多いのは事実でしょう。コレステロールそのものはLDLに含まれているものもHDLに含まれているものも同じであり、それを運んでいるLDLやHDLの質の問題が
体内の貯蔵鉄を推定するためにフェリチンの測定はあまり意味がない
鉄は生物にとって非常に重要なミネラルですが、どれぐらい体の中に鉄が貯蔵されているかは肝生検をしなければ正確にはわかりません。採血によるフェリチン値やトランスフェリン飽和度などで推定ができると思われています。しかし、フェリ
LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その5
前回の記事「その4」では、糖質過剰摂取によりミトコンドリアの機能障害が起こり、それによって内膜が肥厚するのではないかという仮説を書きました。 では、なぜ脂質が内膜に蓄積するのでしょうか?それを説明するのに、大きな海に出た