ネクタイなんて廃止すればいいのに

私はネクタイが大嫌いです。普段仕事ではネクタイをすることはないので良いのですが、ときどきネクタイをすると首が絞めつけられて苦しくて不快です。

ネクタイは何の役にも立っていないのに、なぜこんな邪魔なものをするのでしょう。食事のときに汚れる心配もあるし、夏は暑苦しいし。最近はクールビズで夏はノーネクタイが増えましたが、1年中ノーネクタイでも全く困りません。それが当たり前になれば誰も違和感も感じません。ドレスコードなんて決まり事なので変更は可能です。困るのはネクタイ屋さんだけです。

ネクタイの起源は様々な説があると思うので取り上げませんが、はるか昔の貴族や何かの名残でしょう。

このネクタイをしていることの有害性はあるのでしょうか?実はいくつか研究がされていて、最近も発表されました。15人の健康な若い男性で、ネクタイをする前と後の脳の血流を比較したものがあります。(図は原文より)

右はコントロールで、左が実際にネクタイをしたときの脳の血流量を示しています。右のコントロールではもちろん変化していませんが、左のネクタイの実験ではベースラインと比較して有意に脳の血流が低下しています。さらに興味深いことに、ネクタイを外した後はさらに血流が低下しています。もちろん何か症状が出るような血流低下ではないようです。

ネクタイは首を絞めつけるものですから、頚静脈が圧迫され、血流が制限されることにより頭蓋内圧(頭蓋骨の中の圧力)が上昇する可能性があります。頭蓋内圧が上昇すると脳の血液の流れは低下します。ネクタイを外した後の脳の血流の低下は頚静脈が解放されて一気に頚静脈血流が増加したことを補うためなのかもしれません。よくわかりません。

いずれにしても、脳の血流が低下したり、頭蓋内圧が上昇したりすることは良いことではありません。年齢の増加や疾患を持っている人では動脈硬化が進みます。そのときに血流が低下することは脳に悪影響をもたらします。頭蓋内圧が上昇すると眼圧も上昇します。緑内障が増悪してしまう可能性もあります。

何の役にも立たず、格好だけのネクタイは1日も早く廃止すべきだと私は思います。

「Should you stop wearing neckties?-wearing a tight necktie reduces cerebral blood flow」

「あなたはネクタイを着用するのをやめるべきか? – タイトなネクタイを着用すると、脳の血流が減少する。」(原文はここ

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