青山学院大学陸上部の血液データ

先日のテレビでフリースタイルリブレを使った芸能人の血糖値を測定するという番組がありました。時代は変わりましたね。糖質という言葉が普通に使われ、食べた食事の糖質量が角砂糖何個分であるなど、糖質の害が少しずつテレビでも語られ

Read More

私の小さな危険なLDLはどれくらいあるか?

小さな危険なLDLであるsdLDLを測定するのは通常では行われません。特殊な検査が必要になります。今回、明日香特殊検査研究所の松田さんの多大なご協力のもと私自身のsdLDLを測定しました。 その前に通常でも検査のできるリ

Read More

糖尿病に対する1年間の食事による生理的ケトーシスのパワー

以前の記事「中途半端な糖質制限では中途半端な結果になる」で緩い糖質制限である「ロカボ」の糖尿病に対する3年間の結果を書きました。もちろん全く効果がないわけではなかったのですが、非常に「緩い」効果しか得られませんでした。

Read More

中途半端な糖質制限では中途半端な結果になる その1

北里大の山田悟先生のところからの論文です。山田先生は以前から緩やかな糖質制限を推奨しています。いわゆる「ロカボ」です。 今回、2型糖尿病の患者さんに、3年間にわたり緩やかな糖質制限を行った結果を発表されています。1食の糖

Read More

残念ながら現在の内科学は糖質過剰摂取状態が大前提である

江部先生のブログに取り上げていただきましたが(江部先生の記事はここ)、HDLコレステロールが高値を示すということはどんな意味があるのでしょうか? 「HDLコレステロールは高ければ良いってもんじゃない?」で取り上げた研究が

Read More

HDLコレステロールは高ければ良いってもんじゃない? その5

前回の「その4」で書いたように、apoCⅢを含むHDLは、HDLでありながら機能不全を起こし、心血管疾患のリスクを上げてしまうと思われます。つまり、質の悪いHDLなのです。だから、いくらHDLコレステロール値が高くても、

Read More

LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その6

よく、LDLコレステロール値が高くなると動脈壁の中に入りやすくなり、アテローム性動脈硬化のプラークができるという説明をされることがあります。しかし、実際の大動脈から得られたプラークを分析すると、そこには平均してVLDL+

Read More

中性脂肪が低くHDLコレステロール値が高いと虚血性心疾患のリスクは低い

LDLコレステロール値を低下させることが最も有効な治療であると思っている人が、いまだにいます。それはLDLコレステロールが「悪玉」コレステロールという名前を付けられてしまったことと、それを信じ込まされたことによります。し

Read More

1 47 48 49 50 51 53