検診を受けると病気が早期発見され、早期治療に結びつき、利益があると思いがちです。でも本当でしょうか? 今回の研究では、デンマークの60~64歳の男性を対象とした、心血管疾患の集団検診の効果を調べています。31,268 人
カテゴリー: コレステロール
慢性疲労症候群は糖質過剰摂取が大きな原因
慢性疲労症候群とは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)とも呼ばれ、身体診察や臨床検査で客観的な異常が認められない状況で日常生活を送れないほどの重度の疲労感が長期間続く状態をいい、その原因は、身体的なもの、精神
心血管・腎臓・代謝症候群と死亡率の関連性
2023年からアメリカ心臓協会は心血管・腎・代謝(CKM)症候群というものを提唱しました。代謝、腎機能、心血管機能の障害間の相互作用を強調するものです。つまり、心血管疾患も腎機能障害も代謝障害と強く結びついていると認めて
肥満に対するトリプルホルモン受容体作動薬レタトルチドの効果はものすごいが……
GIP受容体、GLP-1受容体、グルカゴン受容体の3つのホルモン受容体に同時に作用する世界初の薬、トリプルホルモン受容体作動薬のレタトルチドがものすごい結果を出してきました。以前の記事「イーライリリーの次世代肥満症治療薬
GLP-1受容体作動薬の心保護効果は誇大広告の可能性
医療業界ではGLP-1受容体作動薬やSGLT-2阻害薬への称賛が止まりません。心保護効果、腎保護効果……。本当でしょうか? 特に最近はGLP-1受容体作動薬の効果が派手に宣伝されています。GLP-1受容体作動薬の心血管イ
CETP阻害薬の効果を見ると血液検査の脂質の状態が無意味に思える
以前の記事「Lp(a)低下薬の失敗は何を意味するか?」「根本原因を無視して数値を整える薬の失敗が続く」では、大きな期待を受けていた最近の治験薬の失敗について書きました。知っている人も多いかもしれませんが、その前にも大きな
30年間の心血管疾患リスクを推定できるの?
アメリカの心臓病学会などは10年間の心血管疾患リスクの計算式を示していましたが、2026年のガイドラインでは30年間の心血管疾患リスクまで推定すると豪語し始めました。(こことここ参照)占い師でもわからない30年後あなたは
糖質制限でLDLコレステロールだけでなくHDLコレステロールも爆増 私はCETP欠損症なのか?
専門家というのは、自分の知っている知識の中で物事を説明しようとします。自分の知識が間違っているとか、自分の知ってる知識では説明できないことがあるなどとはあまり考えないのかもしれません。医学部で習ったことが正しいとは限りま
根本原因を無視して数値を整える薬の失敗が続く
以前の記事「Lp(a)低下薬の失敗は何を意味するか?」で書いたように、ノバルティス社はLp(a)低下薬の治験に失敗しました。それに続いて、今度はノボノルディスク社の治験も失敗して中止になりました。(ここ参照) 「デンマー
糖質制限をするとsdLDLはどれくらい少ないのだろうか?
私は10年以上糖質制限をしていますが、糖質制限を始めた後からLDLコレステロールが上昇しました。でも、気にしていません。 LDLコレステロールは質が重要です。大きなふわふわした良質のLDLは問題ないと考えられています。で