専門家、医療側の主張からすれば、リポタンパク質(a)(Lp(a))の上昇は、心血管疾患の原因またはリスク因子です。それが正しいとすれば、Lp(a)は低い方が良いはずです。 Lp(a)が低い方が良いのであれば、Lp(a)を
カテゴリー: コレステロール
スタチンによる人格や気分の変化 その2 誰かを傷つけてしまう前に…
スタチンには様々な副作用がありますが、人格の変化、易怒性、攻撃性などの精神科的副作用もあります。スタチンを処方する医師は、このような副作用を知らないか、知っていても無視しているのかもしれません。 「その1」でも様々な症例
毎日推奨量の果物を摂取するとインスリン抵抗性が増加する
アメリカの食事ガイドラインでは、2000kcalの食事の一部として、1日5サービングの果物と野菜を摂取することを推奨しており、これには果物から2カップ相当量以上が含まれます。1カップ相当の摂取量の例としては、次のようです
Lp(a)の値は繰り返し測定で変動するのか?
以前の記事「医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)」で書いたように、LDLコレステロールの次のターゲットは、リポタンパク質(a)、Lp(a)です。Lp(a)は間もなく、多くの医療機関で測定が始まる可能性
1560万人のデータで示された高中性脂肪の心血管死亡率増加
中性脂肪値は非常に重要であるにも関わらず、医師でさえそれほど気にしていません。 今回の研究では、韓国のデータベースを使用して、一般集団における中性脂肪(空腹時)と心血管疾患による死亡率との関連性を分析しています。対象人数
HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する その2
「その1」で書いたように、HDLコレステロールが低いと、がんのリスクが増加します。今回は別の研究を見てみましょう。 今回の研究では、コペンハーゲン一般人口研究のHDLコレステロールとApoA1の測定値の情報を持つ107,
LDLコレステロールが大きく上昇しても動脈硬化は起こらない
心血管疾患、動脈硬化はLDLコレステロール値が高いから起きるわけではありません。しかし、医師や医療従事者の多くは、高LDLコレステロール=動脈硬化、であり心血管疾患のリスクが非常に高くなると信じています。 糖質制限をする
心房細動に対するカテーテルアブレーション後の長期抗凝固療法中止の影響は?
心房細動(Af)はよく認められる心房性の不整脈です。実際にAfの心房を見ると、痙攣のような動きをしています。心臓が細かく震えて血液をうまく送り出せなくなり、心臓内での血液の乱流が起こり、血のかたまり(血栓)ができやすくな
糖尿病のない人における血中のC-ペプチド値と死亡リスク
多くの人は、普段の血液検査でC-ペプチドを測定してはいないでしょう。C-ペプチドはインスリンの前駆物質であるプロインスリンの構成成分です。すい臓のβ細胞で分泌直前に酵素によって分解されてインスリンとC-ペプチドとなります
医師自身がスタチンの副作用患者となったらどうなるか?
医師はスタチンを処方する側ですが、処方される側になることもあるでしょう。スタチンを信じている医師は多いので、躊躇なく飲んでいる医師もいるでしょう。 今回の研究では、アメリカの現役医師と引退した医師に発生するスタチンの有害