最近、江部先生のブログでタンパク質はインスリンを分泌させて、しかも糖質よりもインスリン分泌が多いのでは、というコメントがありました。 タンパク質は健康な人では血糖値にほとんど影響しませんが、強力なインスリン分泌促進物質で
カテゴリー: 病気
あなたは自分の「陰毛」を見ることができますか?
日本では欧米より肥満が少ないから、和食は健康食である、というようなことを言う人がいます。しかし、実際にはアジア人は遺伝的にインスリンの分泌能が低い人が多いため、欧米人のようには太れないことが多いのです。体重が重くない、B
マライア・キャリー激太りに見るアメリカの肥満の深刻さ
アメリカではこのような体でも、何とも思わない国民性があるのでしょうか?もちろん個人の自由です。しかし、あまりにも周りにこのような体の人が多く、麻痺しているような気がします。マライア・キャリーと言えば世界的な歌姫だったよう
抗うつ薬の使用は認知症のリスクを増加させるかもしれない
前回の記事で書いたように、うつ病と認知症はリンクしています。そこで、抗うつ薬を使用しているとどのようになるのでしょうか?ここに示すのは抗うつ薬の使用により、認知症のリスクが上がるというものです。 「The
脳のインスリン抵抗性はうつ病、そして認知症をもたらす
以前の記事「うつ、不安障害・気分障害などの一般的な精神障害の原因の一つは糖質過剰摂取である」でうつ病の原因として、糖質過剰摂取によりインスリン抵抗性が起こり、それによってミトコンドリアが変化して、ドパミンが長持ちせずにう
うつ、不安障害・気分障害などの一般的な精神障害の原因の一つは糖質過剰摂取である
うつなどでは糖質過剰摂取がかなり有力な原因の一つではないでしょうか? そのメカニズムとして考えられるのは、糖質の摂取量の増加は、脳由来神経栄養因子(BDNF)と呼ばれる脳に非常に重要なタンパクのレベルを低下させて、うつ病
うつ、パニックの原因が「鉄」であるということに対する違和感
うつ、パニックが鉄不足が原因だと断定するような本が出ていますが、私は違うのでは?と思っています。もちろんいつも言っていますが鉄不足は問題です。しかし、フェリチンだけで鉄不足が、その人にとって深刻なものかどうかはわかりませ
肥満による死亡リスクは、本当はもっと高いかもしれない
肥満は様々な疾患、そして死亡のリスクの増加に大きく関連しています。しかし、実際には調査する段階ですでに病気で体重が減少していることもあり、BMIと死亡リスクを過小評価している可能性があります。その人の肥満履歴を調べてみる
妊娠初期に太っていることは、胎児の先天性の奇形に関連する
肥満は様々な病気に関するリスクがあることがわかっていますが、妊娠時の肥満も胎児にかなりの負担がかかっていると考えられます。昔は妊娠すると「2人分」と言ってたくさんご飯を食べるように言われている時代がありました。しかし、体
うつ病の有病率と貧血の国際比較
うつ病は世界的な問題です。また、貧血も様々な問題を引き起こす可能性があります。多くの貧血の原因は鉄欠乏性のものと考えられます。もしも鉄欠乏がうつ病と関連するならば、貧血の割合とうつ病の有病率が何らかの関連がありそうです。