4月25日のBritish Journal of Sports Medicine に出ていたEditorialです。これまでも何度も言われていますが、心臓の冠状動脈を詰まらせるのは飽和脂肪酸ではありません。しかし、いまだ
カテゴリー: 病気
閉経後の女性が意図的に減量すると、子宮体がんのリスクが低下するかもしれない
閉経後の女性が意図的に減量すれば、子宮体がんのリスクが減らせるという研究の記事が出ました。(記事の原文はここ)(論文の原文はここ) 以下はその研究の記事に要約です。 the WomenR
アメリカの若年発症の糖尿病はひどいことになっています
この10年でアメリカの10代の糖尿病発症がものすごい勢いで増加しています。1型で年間増加率1.4%、2型では7.1%です。いつも、数が増加していることばかりの発表で、全く対策ができていません。現代医療の敗北です。医療は進
塩分制限をしても血圧は下がらないかもしれない
目新しい程のものではありませんが、塩の話です。 Experimantal Biology 2017で発表された研究です。以前から言われていて記事にもしましたが、塩は健康に悪いものではありません。高血圧の犯人は塩分ではない
糖質を含んだ飲み物も、人工甘味料の飲み物も脳に害をもたらすかもしれない
非常に有名なFramingham Heart Study(フラミンガム研究)からのデータによると、余分な糖質、特に砂糖を含んだ飲み物の中のフルクトースが脳を損傷する可能性があることを示唆しています。甘い飲み物を頻繁に飲む
ビタミンのサプリメントは飲めば良いってもんじゃない!本当に必要か、効果はあるのかの慎重な検討が大切かも?
以前にも「サプリメントは健康に悪い」という記事を書きましたが、体に良いと思って飲んでいるものが効果がなかったり、逆に健康に良くなかったりと言う研究が多数あります。もちろん、欠乏症を起こすような程、不足している場合はサプリ
全く変わらない製薬会社と医療業界 バイエル薬品の社員がカルテを無断閲覧
これまでも「ディオバン」事件をはじめとして、製薬会社と医療業界(と言っても一部の医師ですが)の暴走ぶりは目に余ります。個人情報の中でも特に知られたくないことの一つに病気や病名があると思います。それを患者に許可も得ずに製薬
マラソンは腎臓にダメージを与える!
私自身フルマラソンやウルトラマラソンを走っているので他人ごとではありませんが、マラソンが腎臓にダメージを与えているという研究が発表されました。(原文はここ)まあ当然と言えば当然です。過酷なスポーツですから。
夜間頻尿、過活動性膀胱は食事で改善するかもしれない
夜間頻尿や過活動性膀胱、尿失禁で困っている方は多いかと思います。その原因として加齢によるもの、神経の障害、骨盤底筋の筋力低下、何らかの原因での膀胱の神経の過敏、など様々な原因を言われていますが、原因不明のものが非常に多い
PPI(プロトンポンプ阻害薬)で鉄欠乏!当たり前!その他にも問題だらけ!
逆流性食道炎などに使われる薬に関して、メディカルトリビューンの記事に次のようなものがありました。 酸分泌抑制薬の長期使用が鉄欠乏症リスク 2017.04.03 プロトンポンプ阻害薬(PPI)またはヒスタミンH2受容体