一般的には鎮痛薬のアセトアミノフェンは安全と考えられていますが、本当でしょうか?日本では比較的少ない量で投与されているので、もしかしたら問題が少ないのかもしれません。 欧米ではかなりの量のアセトアミノフェンを使用していま
カテゴリー: アルコール
ALT(GPT)の上限値は現在の基準値よりももっと低くすべき
肝機能の検査として行われるALT(GPT)は、ウイルス性肝炎、アルコール摂取、薬剤など、さまざまな要因の影響を受けます。さらに世界中で増加している非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)も大きく影響します。しかしながら、検
潰瘍性大腸炎と糖質制限
日本の総理大臣は潰瘍性大腸炎を理由に退陣しました。これで様々な問題もうやむやになってしまうでしょう。問題があったことも時間がたてば国民は忘れてしまいます。 ところで、潰瘍性大腸炎は糖質過剰摂取と関係があるのでしょうか?先
ついに出た!日本初の糖質ゼロビール
これまで、発泡酒ではなくビールとしては、糖質オフのビールは存在しましたが、糖質ゼロのビールは存在しませんでした。アサヒビールが糖質を50%抑えたビール「ザ・ドリーム」を16年に発売しましたが、19年に販売終了。 ビールと
肝機能検査のALT(GPT)がちょっと上がっていてもご注意を
私は肝機能検査でALT(GPT)が20以上の場合、脂肪肝の存在、インスリン抵抗性の増加を疑うようにしています。 今回の研究は平均年齢約14歳と小児の研究ではありますが、肝機能検査のALTと脂肪肝、インスリン抵抗性の関係に
みなさんの血液検査データ2020 集計 その9 腎機能と尿酸
今回のデータの分析は腎機能と尿酸値です。 これまでの集計結果は→「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」「その7」「その8」 尿素窒素(BUN)もクレアチニンも尿酸値も結構体の水分量により変化しますの
みなさんの血液検査データ2020 集計 その8 肝機能
今回のデータの分析は肝機能です。 これまでの集計結果は→「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」「その7」 AST(GOT)、ALT(GPT)、γGT(γGTP)を見ていきましょう。 AST 人数 平
みなさんの血液検査データ2020 集計 その2 ヘモグロビンやタンパクなど
「みなさんの血液検査データ2020 集計 その1」で今回収集させていただいた方の背景をご紹介しました。 これからは、血液データです。 まずは血色素量(Hb:ヘモグロビン)、MCV(赤血球1個当たりの平均的な大きさ)、血小
高脂肪食はすい臓や胆嚢に負担になるか? その2
先日の「その1」では高脂肪食がすい臓の負担増にはならないことを書きました。 今回は胆嚢です。胆嚢の負担が増加するとすれば、胆石について考えるのが良いと思います。 そういえば、前回のその1の急性膵炎の原因としてもっとも多い
高脂肪食はすい臓や胆嚢に負担になるか? その1
ブログの読者の方からコメントをいただきました。 清水先生、こんばんは。 糖質を制限することで、インスリンの分泌の必要がないため、すい臓の負担が少ないことはわかります。 一方で、脂肪の摂取量が多くなると、すい臓や胆のうへの