日本の認知症の割合はOECD加盟国で35か国中第1位だそうです。 「日本は高齢化が進んでいるから」と説明していますが、本当にそうでしょうか? アジアの炭水化物(糖質)の割合は、摂取エネルギー当たりで考えたら欧米よりも高く
カテゴリー: 認知症
肥満や糖尿病では、体にちゃんとブドウ糖があるのに脳のブドウ糖が低下している
脳細胞の代謝の調節不全は、肥満および2型糖尿病とアルツハイマー型認知症などの神経変性疾患と関連があると考えられています。そして、脳はどの臓器よりもブドウ糖(グルコース)を消費します。 通常であれば、血中のグルコース、つま
匂いを感じなくなることは、認知症の前触れかもしれない
匂いを感じる嗅神経は、環境に直接さらされる唯一の脳神経です。その匂いを検出する細胞は脳底の嗅球という部位と直接つながっています。嗅覚障害は、パーキンソン病またはアルツハイマー病の初期兆候であるとも言われています。 57歳
MCTオイルのサプリメントゼリーがあったなんて知らなかった
普段、朝や昼にコーヒーにMCTオイルを入れて飲んでいることが多いのですが、日清オイリオか仙台勝山館のどちらかのMCTオイルを使っています。 なんか最近日清オイリオのオイルはパッケージングが変わったな?と思っていましたが、
抗うつ薬の使用は認知症のリスクを増加させるかもしれない
前回の記事で書いたように、うつ病と認知症はリンクしています。そこで、抗うつ薬を使用しているとどのようになるのでしょうか?ここに示すのは抗うつ薬の使用により、認知症のリスクが上がるというものです。 「The
脳のインスリン抵抗性はうつ病、そして認知症をもたらす
以前の記事「うつ、不安障害・気分障害などの一般的な精神障害の原因の一つは糖質過剰摂取である」でうつ病の原因として、糖質過剰摂取によりインスリン抵抗性が起こり、それによってミトコンドリアが変化して、ドパミンが長持ちせずにう
糖質を含んだ飲み物も、人工甘味料の飲み物も脳に害をもたらすかもしれない
非常に有名なFramingham Heart Study(フラミンガム研究)からのデータによると、余分な糖質、特に砂糖を含んだ飲み物の中のフルクトースが脳を損傷する可能性があることを示唆しています。甘い飲み物を頻繁に飲む
イーライリリー社、アルツハイマーの治療薬「ソラネズマブ」開発失敗。エーザイの新薬「アデュカヌマブ」も同様か?
アメリカの大手製薬会社のイーライリリー社はアルツハイマー型認知症の治療薬「ソラネズマブ」を開発していましたが、今回治験で有効性が確認されず。失敗に終わりました。 米イーライ・リリー、アルツハイマー新薬製品化断念 2016
ケトン食は高齢者の認知機能を向上させる
ケトン食で高齢者の認知機能が向上するという研究が発表されました。まあ、もともとケトン体が認知機能を向上させることは言われてきているので不思議な話ではありません。ココナッツオイルも脳のケトン体を増やす働きがあります。一回の
逆流性食道炎と認知症
Medical Tribuneに興味深い話が出ていたので、抜粋しました。 逆流性食道炎の薬であるプロトンポンプ阻害薬を飲んでいる人は認知症のリスクが1.4倍になるというデータです。 しかし、これはプロトンポンプ阻害薬とい