昨日、第30回春一番 伊達ハーフマラソンに参加してきました。昨年は非常に寒かったのですが、今年はちょっと暑いぐらいの気温でした。恐らくは15度前後だったと思います。数日前に北海道は吹雪模様でしたので心配していましたが、私にはちょうどいい気温でした。
毎年、シーズン最初のレースなので自分がどれほど走れるのか不安です。しかし、毎年どのレースもいろいろな目標を持って挑んでいます。
今回のレースの目標はストライドを広げることでした。走るスピードはピッチ(1分間の歩数)×ストライド(1歩の歩幅)なので、ピッチを上げるかストライドを伸ばすかどちらかをしなければ早くはなりません。しかし、私のピッチは195~200程度なのでこれ以上ピッチを上げるのは難しいという判断で、今回ストライドを3㎝広げることを目標としました。
結果として、前半は大体1~5㎝ストライドが広がりましたが、後半はほとんど去年と変わりありませんでした。前半はかなり意識をしていましたが、後半は疲れてきてそこまで意識ができなかったことが原因かもしれません。また、ストライドを広げたことが影響したのか、年齢のせいなのか、気温のせいなのか、昨年よりも心拍数がかなり上がっていました。フルマラソンを考えるともう少し心拍数が落ち着いてくれた方が良いのですが…
タイムは自己ベストを2分以上更新はできました。
昨年まではレース前にベスパプロを飲んでいました。ベスパプロのホームページはここです。
今年は迷ったのですが、ハーフならまずは必要ないであろうという判断で使いませんでした。フルやウルトラではどうしようか検討中です。できる限り天然の成分であることと、糖質が非常に少ないジェルは他にはありません。しかし、今回はその代りにスタート約4時間前にクロテッドクリームを食べました。
栄養成分はタンパク質:1.9g 脂質:63.0g 炭水化物:2.7g と脂質63%なので、胃のもたれが心配でしたが、ケトン体を上げるであろうと思い採用しました。実際ケトン体を測定すればよかったのですが今回は測定していません。ただ、その後スタート2時間前ぐらいにゆで卵を一つ食べました。何となくタンパク質をお腹に入れておきたいという考えですが、ケトン体生成には逆効果です。まだ、レース前に何を摂るかは試行錯誤をしています。幸い今回は胃もたれは全くしませんでした。
また、今までレース前の水分補給に採用していたOS-1も今年は飲みませんでした。お茶を150mlほどと水を250mlほどだけです。塩分補給にゆで卵にはたっぷりのぬちまーすをかけて食べました。
ぬちまーすは塩分だけでなく、マグネシウムが3000㎎以上、カリウムも1000㎎以上入っています。マグネシウムやカリウムがこれほど摂取できる塩は他には存在しません。これを料理にもサラダにも使うようになってから、夜中に足が攣らなくなりました。これは絶対にマラソンにも良いと思い、今回もレース前に補給しました。ただ、ハーフなので効果のほどはあまり実感できません。
レース中、最初に書いたように少し気温が上がったので、汗をそれなりにかきましたが、今回も給水はゼロです。ハーフのレースでは夏でもない限り給水は必要ありません。後半にやや喉が渇いた感じがありましたが、もう少しでゴールだったので、そのまま最後の給水所を通り過ぎました。
ゴール後、いつものきのこ汁を頂きました。いつもおいしいです!そして水を250mlほど飲みました。それだけでのどが渇いた感じはありませんし、お腹も空きません。少し早い夕飯まで何も食べず、水分もレース後3時間はそれ以上追加して飲んでいません。
やはり、スポーツドリンクの異常な糖質が喉の渇きを助長しているような気がしてなりません。水分補給は「水」、塩分補給は「塩」。スポーツドリンクは「毒」。
しかし、相変わらず脳は私に「歩け!」と言ってきます。レースの最後の方はいつも脳がささやくのです。今回は負けませんでしたが。ハーフなのでフルの半分しかないのですが、脳はどんなレースも最後の方は楽をしたがります。