果糖は猛毒であり、その消費量は増加していると考えられます。異性化糖(果糖ブドウ糖液糖など)の形で様々な食品、飲料に含まれています。異性化糖に含まれている果糖の量は実際にはわかりません。どこにも表示されていません。これは非常に問題だと思います。ブドウ糖と果糖では人体への影響が異なると思われるからです。
果糖の含有量の推定値は異性化糖に55%の果糖が含まれていると一般的には仮定されているようです。実際はどうなのでしょう。
この研究は日本のものではないので、日本の異性化糖にどれほどの果糖が含まれているかは不明です。
いくつものドリンクの実際の総糖質量、果糖を測定しました。(図は原文より)
上の図は、飲料の総糖量が食品ラベルに記載されているものとどれほど違うかの図です。
実際にはラベルよりも多いものもあれば少ないものもあり、その範囲は85〜128%でした。ハンバーガーショップのドリンクで、ラベルよりも多い糖質を含んでいるようです。
上の図は果糖の割合です。使用された異性化糖の平均果糖含有率は59%(47〜65%)であり、いくつかの主要なブランドは65%も果糖を含む異性化糖を使っていました。60%を超えていたのはペプシ、コカコーラ、スプライトでした。
上の図は企業のWebページやラベルに表示されている糖質量と実際の糖質の量を示しています。
ファストフード系のドリンクで表示よりも糖質が多く、しかも果糖の割合も多いように見えます。
日本でも同様のデータを示してほしいものです。恐らく果糖の割合が50%と65%ではかなりの影響の違いが出るのではないかと思われます。しかし、その前にこのような甘いドリンクを口にしないことの方が大切でしょう。
糖質制限 糖質過剰症候群
「Sugar content of popular sweetened beverages based on objective laboratory analysis: focus on fructose content」
「客観的な実験室分析に基づく人気のある甘味飲料の糖度:果糖含有量に焦点を当てる」(原文はここ)
麻薬で莫大な利益を上げているマフィアと同様ですね。
鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。
ビジネスですから。