「糖質」という言葉が当たり前のように使われるようになりました。時代は変わりましたね。糖質オフの商品もどんどん新しく発売されています。ただ、糖質はどことなく、痩せる、つまりダイエットと結び付けられています。まだ、一般的には「ヘルシー」という言葉は脂質やコレステロールと結びついている印象です。
「スティリーノ」というものをご存じでしょうか?最近スーパーで見かけて興味を持ちました。植物油脂を主要原料としたチーズ代替品です。(ここ参照)
売りはやっぱり「ヘルシー」です。なんとコレステロールが95%カットされていたりします。しかもチーズではなく植物油なので安いのです。
最近流行りの罪悪感という言葉を使用して「コレステロールカットだから罪悪感なくチーズが楽しめる!」なんて言っています。(ここ参照)
「ヘルシー」とか「罪悪感なし」などというキーワードを使うことで消費者を勘違いさせようとしているのでしょう。まだまだコレステロールは悪者です。
では原材料は何でしょう?
原材料:食用植物油脂(国内製造)、乳たん白、食塩、乳等を主要原料とする食品、チーズ、乳たん白質分解物/加工でん粉、pH調整剤、セルロース、クエン酸Na、リン酸塩(Na、K)、増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、香料、着色料(カロテン)
ほぼチーズではありません。しかもチーズの真似をするためにはこれほど余分な材料を使わなければなりません。もう工業製品です。これだけの余計なものが入って「ヘルシー」というのはおかしな話ですね。しかも植物油はどんな原料なのかもわかりません。そもそも現在では植物油は「ヘルシー」とは考えられていません。よくわからない植物油を食べているようなものです。
もしかしたら安価なお惣菜や出前食ではすでにこのような偽物のチーズが使われているかもしれませんね。これを使って「チーズ〇〇」として売っていたら罪悪感たっぷりですね。
加工品には注意が必要ですね。
大豆などの植物成分でできた、肉の代替え品が出ています。 糖質制限実践者にとっては意味不明な製品(上記の通りの「加工品」には違いなく、 むしろそちらの方が心配です)。
やはりいままでの常識や、菜食ヘルシー神話による現象なのでしょうか。
鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。
ヘルシーとうたう商品ほどヘルシーではないような気がしてしまいますね。
「工業製品」とは味のある言葉です。いまや野菜は農業で作られるものではありません。我が家の向かいにビニールハウスがあります。中では化学肥料に農薬。ハウスの外では除草剤。プシュプシュ音がするので何かと見たら、根に付いた土を機械で取り去る音。野菜を食べるとヘルシーなんてバカみたい。
アラジンさん、コメントありがとうございます。
現代では野菜も工業製品化しているものも多いかもしれないのですが、そのように考えたら肉も同様です。
食べるものが無くなってしまいます。どこで線を引くかはそれぞれでしょう。
清水先生、こんばんは。
今回の記事や皆さんのコメントを見ていると、食の安全とは何かを考えさせられます。
じょんさん、コメントありがとうございます。
食が安全かどうかは一般人にはわかりません。生産時に何をどうしているかは書かれていませんから。
調べ始めたらどんどん食べるものが無くなるでしょう。もちろん外食なんて難しくなります。
それぞれで妥協点を見つけるしかありません。