昨日、12月15日日曜日、ずっと走りたいと思っていた沖縄100Kウルトラマラソンを走ってきました。結果は、見事完走です!
この時期にウルトラを走るのは、無謀かな?と思っていました。それは北海道が冬になってしまい、外を思うように走れなくなるからです。雪道を走る人もいますが、私はケガが怖いので、雪が降ると全く外を走りません。それと体調面です。やはりこの時期、風邪が流行ります。直前に風邪をひいたりしないか不安でした。もう一つは北海道と沖縄の気温差です。北海道は朝はマイナス、昼でも0度を下回る日もあります。出発時北海道の気温はマイナス4℃でした。そして、沖縄の気温は最高気温が20度前後です。ほぼ20度の差があるために、当日のレースではどんな感じになるか予想もつきませんでした。でも、意外にも北海道からの参加者は非常に多くいました。
当日5時スタートでしたが、冬なので2時間近く真っ暗です。ヘッドライトで照らして走りましたが、それでもなかなかコースの状態を把握するのは大変で、ときどき急に障害物や段差が出現し、戸惑いました。しかもところどころ異常に道が狭いコースでした。また、思ったよりも信号が多く、何度も赤信号で止められました。
当日は前日までの曇りの天気予報と違い、昼間にかなりの時間晴天になってしまい、体感的にかなり暑い状態が続きました。
また、ウルトラは何度も走っているとはいえ、サロマ湖のウルトラマラソンだけです。コースが全く違います。サロマ湖はかなり平坦なコースで、アップダウンがほとんどありません。でも沖縄のコースは比較的アップダウンが多くあり、最後の75km付近から登りが10kmほど続きます。
私は登りが嫌いで、苦手意識もあります。でもこのコースを攻略するために、登りの練習を2か月前くらいから多く行ってきました。それが実を結んだのか、何とか時間内でゴールができました。
しかし、実際に走ってみると、面白い(?)ことがわかりました。当たり前ですが、登ったら下ります。私の登りの練習は、最初は登りが多くあるコースでの練習でしたが、レースの数週間前からは雪などの影響で、トレッドミルが中心でした。トレッドミルは角度を付けて登りの練習が可能ですが、下りの練習ができません。
実際のレースでは長く続く登りの後に、また長く続く下りがありました。下りは楽かというとそうではありません。登りや平坦なコースでは使わない筋肉を使い、さらに衝撃が多く、膝に負担がかかります。前半だけでかなり筋肉を使ってしまい、後半の途中から、脚が悲鳴を上げて、最後はほとんど脚が動かない状態でフィニッシュでした。みなさんはどうやって下りの練習をしているのでしょうか?
完走すると、沖縄文化の象徴である「やちむん」(伝統工芸陶器)の完走メダルがもらえます。なかなか良い記念です。
当日夜中1時半に起床したにもかかわらず、レース後は眠れません。まあ、レースのときは毎回ですが。体の炎症が酷く、交感神経が高ぶっていることと、全身の痛みが強くて、寝返りもまともにうてないことが原因でしょう。
いつもはレース後にすごい食欲があるのですが、今回は初めて食欲がわきません。かなりのダメージだったのでしょう。ウルトラマラソンは本当に不健康なスポーツです。
次はどこを走るかな?
100K時間内完走も凄いですが、
お忙しい中、
地道に練習を重ねられている事に
何より敬意を表します。
お疲れ様でした。
鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。
それぞれがそれぞれの事情の中、それぞれができる限りのことをして、
レースに出ていると思います。
所詮、おじさんの趣味ですので、敬意までは必要ないですよ。