今年も日本はあまり良い1年ではなかった気がします。国が本当に何も国民にとって良いことをしません。総理大臣の顔は変わっても、政治の中身は変わっていません。日本はどんどん貧乏になってきています。闇バイトなどが横行し、凶悪な犯罪が多発しています。国は国民からお金ばかりを搾取しています。災害があっても助けてくれません。変なマイナンバーカードを押し付けられ不便になっています。公共のサービスさえ人材不足で滞り始めています。少子化対策などはどこに行ってしまったのか?出生数は70万人を割り込むと言われています。その一方でその何倍も死んでいます。都道府県の中には死亡数が出生数の4倍以上のところもあります。それで今後誰がこの国を支えるのか?
日本が良くなる気配がしません。
さて、日本の死亡者数は新型コロナワクチン接種が始まって以降激増しています。2024年10月までの死亡数は昨年を上回っています。(ここ参照)
2024年1月から10月までの死亡数は1,328,678人、2023年1月から10月までの死亡数は1,310,323人で18,355人の増加、1.4%の増加率です。高齢化に伴った自然の増加ではなく、急激に超過死亡が増加し、その後もずっと増加したままです。今年の11月のデータを見るとやっと超過死亡は落ち着くようですが、その後のことはわかりません。
1月から10月までの各年の死亡数を見ると、2020年は1,132,749人だったのが、ワクチン接種が始まった2021年には1,195,457人と増加し、2022年1,289,310人と異常なほどの増加を示し、2023年はさらに上回る1,310,323人となり、そして今年2024年は1,328,678人と異常な超過死亡の2022年、2023年を今のところ上回ってしまっているのです。
ワクチン接種率は2024年になって大きく低下したでしょう。それでもいまだに超過死亡が多いのは、このワクチンの副作用がダメージを与え、死を早めてしまっている人が多いのかもしれません。また遅発性の副作用もあるのかもしれません。
それを裏付けるような論文が出てきました。ブラジルのデータです。新型コロナに感染した後の生存率を調べています。調査対象となった中期(感染から3か月~1年)および長期(1年以降)の期間では、報告された15,147件の新型コロナ症例のうち5,157件の死亡が記録されました。これらの死亡のうち、91.5%(4,720人)は1年以内に発生し、8.5%(437人)は1年以降に発生しました。(図は原文より)
上の図は生存率です。1年のところで大きな変曲点がありますが、データの取り方の問題なのか、上手く説明できません。左の図は少なくともワクチンを1回接種したかどうか、右側の図はワクチン回数による違いです。少なくとも1回接種した人は1年以降急激に生存率が低下しています。
上の図は3か月から1年以内の中期期間に合わせて調整された生存曲線です。中期的にはワクチン接種者の方が生存率が高くなっています。中期的にはワクチン未接種者と比較してワクチン接種を受けた人の死亡リスクが4~8%減少し、2回接種を受けた人は死亡リスクが11~12%減少し、3回接種を受けた人では11~18%減少しました。
上の図は1年以降の長期的な死亡率の分析です。長期的には、調整により、ワクチン接種を受けた人の死亡リスクは69~94%高く、ワクチンを1回および2回接種した人では、ワクチン未接種と比較して死亡リスクがおよそ2倍になったことが示されました。1回接種した人ではリスクは2.02~2.49倍高く、2回接種した人ではリスクは92~97%高くなりました。
上の図は、長期期間に合わせて調整された生存率です。ワクチンを 1 回以上接種した人の方が未接種の人よりも生存率が低くなっています。
著者は、中期的なワクチンの「保護効果」は2つの要因による可能性があると書いています。まず一つは、ワクチン接種は、より健康的な行動や健康意識の向上と関連している可能性があるということです。たとえば、ワクチン接種を受けた人は、予防的健康対策を最新の状態に保つ、定期的な健康診断を受ける、より健康的なライフスタイルを採用するなど、他の公衆衛生の推奨事項に従う可能性が高くなります。これにより、中期的に他の原因による死亡リスクが低下する可能性があります。
確かにそのような面があるでしょう。様々な栄養に関する研究でも、健康的と考えられる栄養を十分に摂っている人は、その他のライフスタイルも健康的な場合が多く、逆に不健康と考えられる栄養をたくさん摂っている人は、その他のライフスタイルも不健康であることが多いのです。
もう一つの要因は医療へのアクセスです。 併存疾患を持つ人々がワクチン接種で優先されたため、これらの人々は医療監視と医療へのアクセスの強化の恩恵も受けた可能性があり、それが他の原因による死亡リスクの減少に貢献した可能性があると思われます。
そして恐らく、ブラジルでは日本ほど極端にワクチン接種率は高くなく、貧富の差も激しいでしょうから、ライフスタイル、医療へのアクセスの差も激しいでしょう。
長期的にはワクチン接種者の死亡リスクが2倍なった理由として考えられる要因については、当然、ワクチンの副作用をまず挙げています。新型コロナワクチンは心筋炎、血栓症、またはワクチン接種に関連するその他のまれな症状など、潜在的な長期的な副作用が存在しています。これらの影響は、特により脆弱な人など、一部のグループではより顕著になる可能性があり、時間の経過とともに他の原因による死亡リスクの増加につながる可能性があると思われます。
もう一つは、ワクチンは免疫系に間接的な影響を及ぼす可能性があります。既往症のある人や免疫系が弱っている人(自己免疫疾患の患者や免疫抑制治療を受けている人など)の場合、ウイルスに対する免疫反応が予期せぬ複雑な影響を及ぼし、他の感染症に対する脆弱性を高めたり、既往症の合併症を引き起こしたりする可能性があります。
このワクチンは免疫抑制が起きていると言われています、TregやIgG4の増加は一時的には保護的かもしれませが長期的には致死的になる可能性があります。
長期的にも安全性が確認されていないmRNAワクチンを世界中の多くに接種して、医療側の種蒔きは終わりました。これからは医療側は収穫の時期でしょう。がんや自己免疫疾患、感染に対する脆弱性など、これからどんどん病気が増えて、製薬会社も様々な薬を提供できます。ワクチンの副作用に苦しめられるのはこれからなのかもしれません。
来年は良い年でありますように…
「Evaluation of post-COVID mortality risk in cases classified as severe acute respiratory syndrome in Brazil: a longitudinal study for medium and long term」
「ブラジルにおける重症急性呼吸器症候群に分類される症例におけるCOVID後の死亡リスクの評価:中期および長期の縦断的研究」(原文はここ)
まさに「ワクチンは誰の為?」
という疑問が湧いてきます。
先生のブログで様々な新たな知見が
得られました。
来年また健康にお気をつけて
良いお年をお迎えください。
鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。
いつまで続けられるか?と毎年思っていますが、
今年も継続できました。
来年も自分のペースで記事を書きたいと思います。
よいお年をお迎えください。