「ニューイングランドジャーナルオブメディスン」にワシントン医科大学からの報告で、肥満とがんのリスクの研究が発表されました。
2002年にはすでに、肥満と結腸がん、食道がん、腎臓がん、乳がん、子宮がんの高リスクが関連するという十分なエビデンスを見出したことが発表されていますが、今回新たに肥満に関連する更なる8種類のがんとして、胃、肝臓、胆嚢、膵臓、卵巣、髄膜腫(脳腫瘍の一種)、甲状腺がん、血液がんである多発性骨髄腫を特定したということです。ほとんどのメジャーながんは肥満と関連があるということです。
男女の差もなく、人種による差も無いようです。
40歳を過ぎたら肥満は自殺行為ですね。医療費がどんどん上がっているのですから、40歳以上の肥満患者と喫煙者の医療費の負担を増やすことを考えてはいかがでしょうか?BMI28以上で5割負担、30以上で7割負担、35以上で全額負担、喫煙者は心血管系疾患、呼吸器疾患、肺がんなどに付いては全額負担というのが良いのではないでしょうか?
肥満は糖質過剰摂取により起きるので、そのことをまず皆さんに周知すべきですね。本気で「砂糖税」「糖質税」が必要です。値段の300%ぐらいの税金にすれば効果があるのではないでしょうか?また、中学生以下は糖質の入った飲食物を子供だけで購入することを禁止するというのもいいと思います。当然自販機でジュースを購入することも禁止です。小さな頃から糖質を摂りすぎですし、そのように教育するには一番いいのではないでしょうか?値段も高くなり、購入する煩わしさも増えれば自ずと消費も減ると思います。もちろん、全世界飲食関係の企業に猛反発を食らって実現はしないでしょうけれども。
WHOは砂糖の摂取基準を成人で1日約25gと設定しています。さらに糖質も体に入れば砂糖と同じですから、せめて糖質合計で1日150g以下にするように勧告すれば、かなりの医療費の抑制が可能だと思います。