お茶などのホットドリンクで、「熱い」飲み物が好きな方もいるでしょう。しかし、非常に熱い飲食物は体が温まる気持ちになる一方で、その温度で火傷を誘発する可能性があります。口の通り道である食道は、まともにその温度の影響を受ける可能性があるのです。食道の表面が火傷を何度も起こしている状態はがんに結びつく可能性があります。
今回の研究はイランのものですが、熱いお茶と食道扁平上皮がんのリスクを測定しました。40〜75歳の50,045人を対象とし、中央値で10.1年間追跡調査されました。
そうしたところ、測定されたお茶の温度が60度未満の場良いと比較して、60度以上では食道がんのリスクが41%増加し、実際の温度ではないですが、自分の感覚で非常に熱いお茶を飲むことを好む場合、冷たいまたはぬるいお茶を飲む人と比較すると、食道がんのリスクは2.41倍にもなりました。
非常にお茶を注いでから飲むまでの時間が短かい場合(2分未満)も6分以上の場合と比較して食道がんのリスクが51%高くなっていました。測定された温度と量の複合効果の分析では、60度未満で1日700ml未満のお茶を飲んだ人と比較して、高温(60度以上)で700mL/日以上を飲んだ場合の食道がんリスクは、約90%増加していました。
このような研究は日本人でも行われており、やはり熱いお茶と食道がんの関連を認めています。(図はこの論文より改変)
アルコール | タバコ | 熱くないお茶 | 熱いお茶 |
No | No | 1 | 1.7 |
Yes | No | 0.7 | 2.6 |
No | Yes | 1.6 | 2.1 |
Yes | Yes | 3.9 | 5.7 |
上の図は、日常でのアルコール摂取、現在のタバコ、そして熱いお茶の摂取との関連をまとめたものです。アルコールもタバコも飲まず、熱くないお茶の群を1とした場合のそれぞれの食道がんのリスクです。アルコールやタバコが無くても熱いお茶だけでもリスクは1.7倍です。アルコールもタバコも熱いお茶も飲む人では、なんと5.7倍にもなっています。もちろん、熱くないお茶でアルコールとタバコを両方飲む場合には3.9倍なので、アルコールとタバコの影響は非常に大きいのでしょう。
アルコールはほどほどにして、タバコはやめましょう。そして熱い飲み物や食べ物は少し冷めた状態で摂取した方が良いでしょう。
「A prospective study of tea drinking temperature and risk of esophageal squamous cell carcinoma」
「お茶の飲酒温度と食道扁平上皮癌のリスクに関する前向き研究」(原文はここ)
こんにちは
興味深い癌情報が有りました
がんが全身に転移…余命3カ月の男性が犬の駆虫薬で完治?
米オクラホマ州
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190504-00000011-nkgendai-life
虫下し薬が「がん」に効く?
メタボローム解析でがんが回虫
と同じ代謝を使うことを示唆
http://www.iab.keio.ac.jp/news-events/2009/05201536.html
フェンベンダゾール
ネイチャー掲載された論文
http://www.nature.com/articles/s41598-018-30158-6
フェンベンダゾール 癌治療に
効果のあったケースを紹介
https://panacurc.blogspot.com/2019/05/blog-post_87.html?m=1
フェンベンダゾール癌治療
まとめサイト
https://panacurc.blogspot.com/?m=1
パナクールオーラルペースト
日本でも売り切れました
(成分:フェンベンダゾール)
https://www.openrico.org/detail.php?pid=32
FB4000人グループで3月頃から
拡散し投薬効果が投稿されてます
https://m.facebook.com/groups/mycancerstoryrocks
山崎勝巳さん、情報ありがとうございました。