線維筋痛症は糖質過剰症候群である
今回の「糖質過剰」症候群の出版の締め切りに間に合わなかったのですが、糖質過剰症候群の一つの病態として重要なものと考えている疾患があります。それは線維筋痛症です。 線維筋痛症は全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起
これが糖質制限のリスクのエビデンス? その2
前回の「その1」の続きです。今回は他の2つの論文について考えてみましょう。とは言っても、2つ目の論文は以前に「糖質を制限すると寿命が縮まる? 冗談のような研究」で書いたように、非常におかしな論文です。一流の医学雑誌と言わ
脂質と糖質同時摂取で糖質の吸収が緩やかになる?血糖値とインスリン その2
前回の記事「その1」では、脂質と糖質の同時摂取で血糖値の上昇は健康な人では抑えられるものの、インスリン分泌は糖質だけのときと変わらず、糖尿病があるとさらにインスリン分泌が高まってしまうことを書きました。脂質としてバターを
熱中症予防に水分補給?
全国的に5月なのに暑い日が続いています。こうなると途端にテレビなどで「熱中症に注意してください」と騒ぎ始めます。そして「こまめな水分補給を!」と訴えます。 熱中症は高温多湿な環境に、身体が適応できないことで起きます。人間
発明発見の対価の評価は難しい
ノーベル賞を受賞した本庶佑京都大特別教授が今回の発明に対する特許の対価の上乗せを求めていますが、どうやらうまくいっていないようです。 (元の記事はここ) 小野薬品が本庶氏との対価上乗せ交渉を断念 5/22(水) 産経
これが糖質制限のリスクのエビデンス? その1
この方が糖質制限反対派という訳ではないかもしれませんが、著書では良い炭水化物と悪い炭水化物というような表現をしており、最近のツイッターでは彼が言う「重要」なエビデンスを示し、糖質制限のリスクを述べていました。そのツイッタ
脂質と糖質同時摂取で糖質の吸収が緩やかになる?血糖値とインスリン その1
テレビなどでは糖質を思いっきり否定することは難しいので、かなりお茶を濁すような表現をしています。それでも昔に比べれば糖質は良くないというスタンスが感じられるようにはなりました。 テレビ番組などでよく言われている、食べる順
本日、発売開始 「糖質過剰」症候群
おかげさまで本日より「糖質過剰」症候群が発売開始になります。待ちに待った日が来ました。 内容はものすごく優しいものではないですが、読んでいただければ非常に納得できるのではと思っています。学んで頂ける内容もてんこ盛りだと思
2019 第45回洞爺湖マラソン サブ3.5は遠い
昨日、洞爺湖マラソンがありました。朝洞爺湖に着いたときは肌寒い感じがしたのですが、スタートの時点では非常に天気が良く、16度まで気温が上がりました。レース中もどんどん気温が上がっている感じでした。 洞爺湖マラソンでは初め