糖質制限食 対 ちょっと糖質控えめ 12か月の戦い
2型糖尿病または前糖尿病の人を対象に、ちゃんと糖質制限をした場合とちょっとだけ糖質を控えた場合でどのような違いがあるかを調べた研究があります。 糖質制限群は1日糖質を20~50gに抑えるように指導されました。(最終的には
お米の価格が高騰?国は密かに糖質摂取量を減らそうとしているのでは?
最近、頻繁にニュースでお米が高騰しているという話を聞きます。17年産は日照不足の影響もあり、1割程度卸値が上がっているようですが、それよりも国の政策の影響が大きいようです。 減反政策を廃止し、飼料用米への転換を促している
ヨーロッパ42か国の大規模なデータは脂肪と心血管疾患の関連を明確に否定している
以前の記事「簡単に言えば、脂肪は「善」、糖質(炭水化物)は「悪」」で書いたPURE試験は2017年に最もインパクトのあった論文です。この1年間で約220万の研究が発表されたようですが、その中で最もよく議論されたトップ10
PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その4 糖質は吸収されずにガスを発生する
前回の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その3 胃酸が逆流する本当の原因(仮説)」で書いたように、胃酸の逆流の犯人はSIBO(小腸内細菌異常増殖)そしてSIBOによって発酵してできたガス、その素となる糖質だと
ナイキのマラソン用のランニングシューズは確かにランニングエコノミーを改善するが…
以前ナイキのランニングシューズ「ヴェイパーフライ4%」について記事にしました。(「駅伝に見るランニングシューズ 以前の高速水着を思い出す」参照) 当然、先日福岡で3位になった大迫選手も「ヴェイパーフライ4%」を履いていた
人間の赤ちゃんもビニールの中で育つ時代が来るかもしれない…
近い将来人間の赤ちゃんが母親のお腹の中ではなく、ビニール袋の中で育ち、生まれてくる時代が来るかもしれません。人工子宮が動物では実験上、成功しています。 SF映画の世界での出来事がどんどん現実の世界に起こってくるようで、ち
PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その3 胃酸が逆流する本当の原因(仮説)
これまでにPPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その1 薬を止められなくする仕組み」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その2 PPIは多くの病気を引き起こす可能性がある」
血糖値の上昇は乳がんの予後を悪化させる
小林麻央さんが亡くなってから半年だそうです。ブログを書籍化するということのようですが、ビジネスとしては良いのですが、患者さんがこれから生きていくための情報はその中にはあまりありません。「勇気づけられる」方はそれはそれで良
コレステロール値に一喜一憂しないために
いまだにLDLコレステロールが高いというだけでスタチンを処方される方がいます。十分にHDLコレステロールが高く、中性脂肪が低くても、LDLコレステロールだけでスタチンの適応と考える医師がいます。患者さんがスタチンの副作用
糖尿病がなくても、妊娠中の高血糖は赤ちゃんに先天性心疾患のリスク増加をもたらす!
先日の記事「妊娠中の高血糖は赤ちゃんの心臓の成熟を妨害する!」で妊娠中の高血糖が心臓の細胞の成熟を妨げることが先天性心疾患の原因ではないかという記事を書きました。さらに、今回はそれを裏付けるような研究です。 スタンフォー