PPI(プロトンポンプ阻害薬)にさよならを! またまたPPIの悪い情報

これまでも何度もPPI(プロトンポンプ阻害薬)の危険性などを記事にしてきました。「PPI(プロトンポンプ阻害薬)と死亡リスク 本当ならアウト!」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)で鉄欠乏!当たり前!その他にも問題だらけ!」「逆流性食道炎の薬(プロトンポンプ阻害薬)はやっぱりダメかも?」「逆流性食道炎と認知症」を参照してください。

実際にはPPIが悪いのか、PPIを飲むような状態が悪いのかわかりません。糖質制限で逆流性食道炎が劇的に良くなることを考えると、PPIを飲むような人は糖質過剰摂取になっているので、そのことが様々な疾患を引き起こしている可能性も十分考えられます。

しかし、PPIが必要な方はそんなにいるのでしょうか?患者さんの中には年単位で飲んでいる方も大勢います。しかも本人は何で飲んでいるかもよくわかっていない状態のこともあります。漫然と投与する薬ではないはずですが、この薬にはトラップがあり、止めようとするとリバウンドのような症状があり、「やっぱりやめない方が良いわ!」と勘違いしてしまうのです。

PPIを飲んでいる人の多くは高齢者です。高齢になれば胃酸の分泌量は減るはずです。本当に胃酸の分泌を抑えるPPIが必要なんでしょうか?逆流性食道炎のような症状の本当の原因は別にあるような気がします。

そして、胃は酸を出す臓器です。当たり前のように酸を出していて、その胃酸が非常に人間にとっては重要なものなんです。その重要なメカニズムを無視したような薬を飲んで、健康になんかなれるわけがないです。

一日も早く「PPIにさよなら」を告げましょう。

「Long-term use of Proton Pump Inhibitors, Dose-response Relationship, and Associated Risk of Ischemic Stroke and Myocardial Infarction」

「プロトンポンプインヒビターの長期使用、用量反応関係、および虚血性脳卒中および心筋梗塞の関連リスク」(原文はここ

要約

プロトンポンプ阻害剤(PPI)の使用は、抗血小板療法を受けていない患者の心血管疾患と関連している。一度目の虚血性脳卒中および心筋梗塞の危険性を伴うPPIの使用、期間および投与量の関連性はほとんど理解されていない。

1997年から2012年の間に上部消化管内視鏡検査を受けた心筋梗塞または脳卒中の既往歴のないデンマーク人214,998人を対象とした。

結果

214,998人のうち、フォローアップ期間の中央値は5.8年、7,916人が虚血性脳卒中、5,608人が心筋梗塞になった。現在のPPIを使用している人は、虚血性脳卒中の率が1.13倍心筋梗塞が1.31倍と有意に高かった。

高用量PPIは、虚血性脳卒中が1.31倍、心筋梗塞が1.43倍であった。PPIを使用していない人と比較して、PPIの長期使用者は、虚血性脳卒中のリスクが29%高く、6ヶ月以内の心筋梗塞のリスクが36%高かった

結論

PPIの使用は、特に長期間の使用および高用量での使用は初回虚血性脳卒中および心筋梗塞のリスクの増加と関連していた。

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