ごぼうは炭水化物が比較的豊富で、糖質制限食ではにんじんや玉ねぎと並んで、控えめならば食べても良い食材、としての位置づけでした。しかし、日本食品標準成分表(八訂)(七訂でもすでに書かれていましたが)では、炭水化物が非常に細
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糖質制限
11月23日(日・祝日)に東京で講演会を行います
ちょっと前に匂わせてしまいましたが、11月23日に東京で講演会を行います。 2年前と同じく、江部先生の日本糖質制限医療推進協会主催の講演会でお話しさせていただくことになりました。江部先生にご指名いただき非常に光栄です。
うつ病の大学生に対するケトン食の絶大な効果
うつ病が食事で改善するなんて、思っている人は少ないかもしれません。ましてや医師が食事改善を推奨するわけがありません。薬を投与してナンボの世界ですから。 今回の研究では、大学生のうつ病患者に対してケトン食を摂取してもらい、
SGLT-2阻害剤によるリアルワールドの副作用
医療の中では、SGLT-2阻害剤は素晴らしい薬のようにもてはやされています。糖尿病の薬としてだけでなく、心不全や慢性腎臓病の薬としても適応が増えています。そのからくりは別として、このSGLT-2阻害剤はやっぱり薬であり、
中性脂肪を下げる薬オレザルセンの効果
LDLコレステロールを下げる薬スタチンだけでは飽き足らず、製薬会社はLp(a)を下げる薬を開発し、今度は中性脂肪を下げる薬を出してきました。 確かに高中性脂肪は良いものではありませんので、低下させることは必要かもしれませ
メタボリックシンドロームはパーキンソン病リスクを上げる
パーキンソン病は糖質過剰症候群だと考えています。以前の記事「パーキンソン病と糖質制限」で書いたように、パーキンソン病には糖化が大きくかかわっていると考えられます。 今回の研究では、糖質過剰症候群の代表である、メタボリック
コレステロール値ではなく炎症所見のCRPのわずかな増加は心血管イベントおよび死亡リスクを高くする
多くの医師はLDLコレステロール増加は危険だ、と叫び続けています。でも、人間に必須のコレステロールが悪さをする元凶なのでしょうか? 今回の研究では、炎症のマーカーである高感度C反応性タンパク質(hsCRP)と心血管イベン
インスリン抵抗性の増加は関節炎リスクを上げる
インスリン抵抗性は様々な病気、症状と関連しています。インスリン抵抗性の指標の一つTyGインデックスを使って、関節炎との関連を見てみましょう。 今回の研究では、TyGインデックスおよびその派生した指標を用いて、関節炎のリス
前立腺肥大症は糖質過剰症候群
中年や高齢になると前立腺肥大が起きるのは仕方がないと思っているかもしれません。しかし、恐らく前立腺肥大は単なる加齢性の変化ではなく、糖質過剰症候群でしょう。 よく、前立腺肥大の原因として、「男性ホルモンであるテストステロ
HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する
多くの医師はLDLコレステロールが高いと、患者にそれを指摘し、薬を飲むように促し、それに従わないと心血管疾患になったり、死んでしまうと脅します。 しかし、HDLコレステロールが低くても指摘されないことが多いのではないでし