食べる順を変えることにより、血糖値の上昇を抑えるという考え方は以前からあります。実際に糖質を後に食べることにより、一定の効果はあるのだと思います。しかし、糖質摂取の害は食後高血糖だけではなく、高インスリン血症も非常に大き
カテゴリー: 病気
がん細胞恐るべし!代謝産物もエサにする貪欲さ!
人間はがんに勝てる日が来るのでしょうか?がん細胞は元々は自分の細胞なので、がん細胞を殺すことは自分の細胞も殺す可能性があります。逆に正常な細胞にとって良いことは、もしかしたらがん細胞にも有利になるかもしれません。 さらに
糖質制限とLDLコレステロール上昇3 脂質をもっと食べるべき?(人体実験)
糖質制限をしている方がときどき悩んでいるLDLコレステロールの上昇について、これまで「糖質制限とLDLコレステロール上昇」「糖質制限とLDLコレステロール上昇2 仮説」を記事にしてきました。2つ目の記事の最後には「LDL
皮膚黒ずんでいませんか? 黒色表皮腫(Acanthosis nigricans)は糖尿病の危険因子である
黒色表皮腫(Acanthosis nigricans)というのをご存知ですか?下の写真のような黒ずんだ皮膚です。(写真は原文より) あと、安田大サーカスのHIROさんの頬っぺたの黒ずみもそうです。肥満の方にはよく見られま
肥満や糖尿病では、体にちゃんとブドウ糖があるのに脳のブドウ糖が低下している
脳細胞の代謝の調節不全は、肥満および2型糖尿病とアルツハイマー型認知症などの神経変性疾患と関連があると考えられています。そして、脳はどの臓器よりもブドウ糖(グルコース)を消費します。 通常であれば、血中のグルコース、つま
更年期のホットフラッシュは心血管疾患と関連する可能性がある
以前の記事「更年期に出現するホットフラッシュや発汗などの血管運動神経症状はインスリン抵抗性に関連する」でも書いたように、ホットフラッシュは心血管疾患に関連があるようです。 IMTというのを聞いたことがあるかもしれませんが
世界中の子供の肥満の割合が激増
最近発表された新しい研究によると、世界中の肥満の小児および青年(5歳から19歳)の数は過去40年間で10倍に増加しているそうです。現在の傾向が続く場合、2022年までに、肥満の小児および青年が低体重(痩せすぎ)の小児、青
更年期に出現するホットフラッシュや発汗などの血管運動神経症状はインスリン抵抗性に関連する
更年期障害の症状に悩まれている方も多いかと思います。更年期にまず出現するのがホットフラッシュや発汗などに代表される血管運動神経症状です。そのような症状が実はインスリン抵抗性と関連しているようです。 「Vasomotor
南果歩さんは乳がん手術後、糖質制限をしているようだ
南果歩さんは昨年、乳がんのステージ1で手術を受けたそうですが、その後抗がん剤の治療で副作用が出たため、抗がん剤を中止したようです。 その代りに、サプリメントを飲み、「がん細胞は低体温で繁殖しやすい」として「代謝を上げて冷
フェリチンの疑問がかなり解けた! フェリチンは細胞が死んだときに上昇する! 鉄はやっぱり危険!
私は以前、フェリチンは鉄を貯蔵するもので、体内の鉄の不足があれば減少し、鉄が多くなれば上昇するものであり、また炎症を起こしている場合にも上昇する、という認識でいました。だから、貧血や鉄欠乏について相談されたときにはフェリ