男性が加齢とともに男性ホルモンの分泌が減り、様々な症状が起こるLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)ですが、その治療としてホルモン補充療法があります。しかし、JAMAにこのテストステロン補充療法が心臓に有害だという報
カテゴリー: 薬剤
感染症と戦っていても、このままでは一生勝てない(閲覧注意!)
これまでの人類の歴史上様々な感染症が起こり、多くの命を奪ってきました。そして、それに対するワクチンの開発や治療薬の開発も進み、多くの感染症が撲滅や鎮圧されました。このように感染症に対する人類(科学者)の「賢さ」とは裏腹に
糖質制限にスタチンの併用は危険ではないか?
糖質制限とLDLコレステロール上昇という記事のところでも書きましたが、LDLコレステロールが高いというだけでスタチンを処方しようとする医師がいます。しかし、スタチンて本当に良い薬なのでしょうか?私は全くそのように思ってお
糖質制限とLDLコレステロール上昇
糖質制限をしていると血液検査で次々とデータが正常化していくのに、LDLコレステロールが上昇してしまい、異常値を示すことがあります。そういう私もLDLが高値です。いつの間にかLDLコレステロールは「悪玉」、HDLコレステロ
抗インフルエンザ薬でまた転落死!本当に必要だろうか?
私はインフルエンザの未成年に抗インフルエンザ薬を使うことに反対の立場です。どんなメリットがあるのでしょうか?実際にこの記事のような薬による副作用で死ななくてもいい子供が死んでしまっています。タミフルがダメで他の薬なら安心
サインバルタ今度は変形性関節症に伴う痛みに適応拡大!大丈夫か?
以前、「サインバルタ慢性腰痛症に適応拡大」を記事にしましたが、今回はさらに適応拡大のニュースです。 今回も厚労省から早速お達しが来ました。サインバルタに「自殺念慮、自殺企図、敵意、攻撃性等の精神神経系の重篤な副作用が発現
発達障害を生まれつきの脳の機能障害と決めつける危うさ
昨日のテレビ「金スマ」で栗原類さんとピアニストの野田あすかさんの発達障害について放送していました。確かに、「普通」の人とは違う感じがします。 厚生労働省のホームページでは、「発達障害」とは、でこんな説明が書いてあります。
イーライリリー社、アルツハイマーの治療薬「ソラネズマブ」開発失敗。エーザイの新薬「アデュカヌマブ」も同様か?
アメリカの大手製薬会社のイーライリリー社はアルツハイマー型認知症の治療薬「ソラネズマブ」を開発していましたが、今回治験で有効性が確認されず。失敗に終わりました。 米イーライ・リリー、アルツハイマー新薬製品化断念 2016
プラセボ(偽薬)だとわかっていても痛みは減らせる
プラセボ(偽薬)効果は「プラセボ(偽薬)の投与によってみられる治癒効果。薬物そのものの効能ではなく、投薬された安心感や医師への信頼などの心理作用によって症状が改善する状態をいう。」(デジタル大辞泉より) これまでプラセボ
NHKスペシャル「“血糖値スパイク”が危ない」、一定の評価をしたいと思います
先日10月8日に放送されたNHKスペシャル“血糖値スパイク”が危ない ~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~を見ました。これまで食後血糖値が急上昇するグルコーススパイク(血糖値スパイク)というものはほとんどマスコミに取り上