私のブログでは、人気記事の項目で、現在多くの人が読んでいる記事のランキングが表示されます。そこに先日から「フェリチンの疑問がかなり解けた! フェリチンは細胞が死んだときに上昇する! 鉄はやっぱり危険!」という2年近く前の
カテゴリー: 糖質制限
2型糖尿病の標準的な治療の成績は悲惨
以前の記事「2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! その2」で書いたように、糖質制限をすると2型糖尿病を逆転できる可能性がぐんと高まり、寛解に持っていけることも十分あります。その記事の中で出てきた通常
脂質と糖質同時摂取で糖質の吸収が緩やかになる?血糖値とインスリン その3
以前の記事「脂質と糖質同時摂取で糖質の吸収が緩やかになる?血糖値とインスリン その1」「その2」でも書いたように、確かに脂質と糖質同時摂取で血糖値のピークは下がりそうです。しかし、だからと言って安心できません。それはイン
2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! その2
前回は2型糖尿病に対する糖質制限の2年間という長期の効果を示す研究について一部を書きました。今回は「その1」の続きです。 (図は原文より、原文より作成したものもあり) 上の図は非アルコール性脂肪肝を判別するスコアです。-
2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! その1
糖質制限は長期の効果はまだわからないと言う人もいます。我々糖質制限を長く行っている人はずっと体調が良いのですが、もちろん100%の人が良いとも言えません。では、エビデンスはどうでしょうか?これまで糖質制限の1年間の研究は
私、以前は糖質依存症でした
先日の記事「白血病も糖質過剰症候群である」を読んだ方よりコメントを頂きました。ありがとうございました。コメントの前半は省略しております。 この記事を読む限り、白血病と糖質摂取の関係についてはあくまで持論で確定されておらず
果糖は摂れば摂るほど中性脂肪、尿酸値などを大きく増加させる
以前の記事「フルーツジュースはジャンクフード フルーツジュースと死亡率」で書いたように、果糖のたっぷり入ったジュースは死亡率を上げる可能性があります。果糖を子供にたっぷり与えるのは「虐待」とも言えます。 18〜40歳でB
線維筋痛症は糖質過剰症候群である
今回の「糖質過剰」症候群の出版の締め切りに間に合わなかったのですが、糖質過剰症候群の一つの病態として重要なものと考えている疾患があります。それは線維筋痛症です。 線維筋痛症は全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい痛みが起
これが糖質制限のリスクのエビデンス? その2
前回の「その1」の続きです。今回は他の2つの論文について考えてみましょう。とは言っても、2つ目の論文は以前に「糖質を制限すると寿命が縮まる? 冗談のような研究」で書いたように、非常におかしな論文です。一流の医学雑誌と言わ