新型コロナウイルスワクチンは決して安全性が確かめられているわけではありません。ファイザーもモデルナも治験段階の生データを公開はなかなかしないでしょう。誰も内容を精査もせずに安全性、有効性が確かめられたかのように世界中が動いてしまいました。しかし、段々多くの国は気付いて、ワクチン接種をほぼやめた国もあります。(図はここより)
上の図は今年1月から現在までの過去6か月に行ったワクチン接種数の比較です。今年に入り、ほとんどの国がワクチン接種をやめ始めているのがわかります。最近は日本だけが突出しています。
上の図は1日に人口のどれだけの割合がワクチン接種を受けているかの7日間平均です。今年の1月からどんどんワクチン接種を行い大きな山ができています。そして7月からまた日本だけが大きな山ができています。デンマークはほぼ0です。日本だけが突出してワクチン接種を続けていることがわかります。
このような状態は、日本という国が異常なのか、日本人が異常なのか、とにかく世界とは全く異なる動きをしているのは事実です。
ここで札幌市の人口動態の死亡数を示します。(データはここより、グラフのタイトルが変ですが、死亡数を示しています。)
今年の2月と3月に続き8月の超過死亡数が酷いことになっています。下の表は月別死亡数と、2022年の死亡数の2021年からの増減ですさ
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2021年からの増減 | |
1月 | 1,966 | 2,056 | 2,029 | 2,130 | 2,161 | 1.5% |
2月 | 1,646 | 1,621 | 1,563 | 1,684 | 1,872 | 11.2% |
3月 | 1,688 | 1,673 | 1,785 | 1,880 | 2,042 | 8.6% |
4月 | 1,448 | 1,451 | 1,607 | 1,753 | 1,630 | -7.0% |
5月 | 1,696 | 1,801 | 1,610 | 1,996 | 2,032 | 1.8% |
6月 | 1,422 | 1,421 | 1,631 | 1,868 | 1,795 | -3.9% |
7月 | 1,511 | 1,689 | 1,581 | 1,694 | 1,597 | -5.7% |
8月 | 1,567 | 1,549 | 1,566 | 1,861 | 2,093 | 12.5% |
9月 | 1,459 | 1,538 | 1,624 | 1,739 | ||
10月 | 1,701 | 1,782 | 1,671 | 1,756 | ||
11月 | 1,684 | 1,574 | 1,773 | 1,864 | ||
12月 | 1,580 | 1,556 | 1,738 | 1,710 |
いつもであれば夏の死亡者数は低めなんですが、今年の8月は1月並みの2000人越えです。ほかの都市を見てみようと思いましたが、もっと先に調べている方がいらっしゃったので、そのデータを載せさせていただきます。(ここ(minimal_125さんのtwitter)参照)
日本全国、恐ろしいほど8月の死亡数が大きく増加する似通ったグラフであり、8月はもしかしたら日本全国で過去と比較して過去最高の超過死亡数増になるかもしれません。コロナ死は過剰なほど死因にかかわらず陽性者をコロナ死とカウントしています。それではこの各地の超過死亡増加をどのように説明するのでしょうか?どのように解釈するかはそれぞれが考えましょう。
(図はここより)
ちょっと古いデータですが、インフルエンザの薬で有名なタミフルの処方量のグラフです。タミフルの世界における消費量の約75%を占めており、2位はアメリカの約20%です。日本はダントツの1位です。日本の異常さがわかるでしょう。タミフルをインフルエンザの特効薬と思い込んでいる日本人も多いでしょう。
自分で考えないようにする教育が浸透し、国や専門家の言うことを鵜呑みにする国民が出来上がった証拠でしょう。良いように操られてしまっているのです。
BMJは2つの抗インフルエンザ薬、タミフルとリレンザの基礎となる臨床試験データを公開するよう企業に圧力をかけることを目的としたキャンペーンを行いました。(ここ参照)このキャンペーンは4年近く続き、最終的には成功を収め、臨床試験データの透明性を高める動きを促進するのに役立ちました。
タミフルが肺炎などの二次合併症のリスクを軽減したという根拠は、製薬会社が資金を提供した10件の試験で、製薬会社が分析し、そのうち 8 件は未発表の研究に基づいたものでした。
また、タミフルの治験の筆頭著者は、「私は一次データの独立した分析を実行しませんでした。また私は一次データにアクセスすることもできません。」と言っていたそうです。別の筆頭著者も「一次データを見た覚えがない。統計分析はロシュ(タミフルの製薬会社)によって行われ、要約データを分析した」と述べたそうです。つまり生データも知らない人が論文を書いてしまっているのです。
そして次の事実が明らかになりました。
・WHOはタミフルを推奨していましたが、基礎となるデータを精査していませんでした。
・EMA (欧州医薬品庁)はタミフルを承認しましたが、基礎となるデータを精査していませんでした。
・CDCは、製造業者が資金を提供した10の臨床試験の 6 ページのプール分析に基づいて、タミフルの使用と備蓄を奨励していましたが、基礎となるデータを精査していませんでした。
・CDC のプロモーションは、2000 年以来、基礎となるデータを精査したFDAがロシュにタミフルの製品ラベルに「深刻な細菌感染は、インフルエンザのような症状で始まるか、インフルエンザの経過中に共存するか、合併症として発生する可能性があります。タミフルがそのような合併症を予防することは証明されていません。」という声明を追加するよう要求したという事実にもかかわらず行われました。
・ロシュの治験の第3相試験の大部分は、完了から10年後でも公開されませんでした。
・上記の事実はすべて2019年2月現在でも起きたままです。
当然日本の厚労省が独自に生データを精査しているとは思えません。つまり、WHOも各国の責任があるべき組織も誰も製薬会社にものを申せない状態になってしまっているのです。そしてこのように出来上がった信頼できないデータが独り歩きし、エビデンスと呼ばれてしまうのです。
さらに、WHO のパンデミック対策計画について助言している専門家が、インフルエンザの抗ウイルス薬の製薬会社と利益相反があったことも明るみに出ました。
圧力に負けたタミフルの製薬会社はデータを出しましたが、それを総合的に精査すると、タミフルは症状の最初の緩和までの時間を16.8時間短縮できる程度の効果しかなく、入院、二次合併症、または下気道感染症を減らすことができないことが明らかになりました。症候性インフルエンザを55%減少させましたが、無症候性インフルエンザは減少させず、感染の減少効果は認められませんでした。嘔気嘔吐および頭痛のリスクは増加し、精神医学的有害事象が増加しました。(ここ参照)そんな薬を日本人は喜んで処方されに行くのです。
現在の新型コロナウイルスワクチンと全く同じ図式です。テレビなどのマスコミで連日ワクチン接種を推奨している多くの専門家は利益相反があるでしょう。確か最近、どこかの教授は大学をやめてファイザーの一員になった人もいましたね。
厚労省も全く安全性が確認されておらず、日本人のデータもない、今は存在しないBA1オミクロン対応の2価ワクチンを承認してしまいました。(ここ参照)これから日本人を使った人体実験が始まるわけです。
日本人が世界でどのような位置づけに置かれているのかよくわかると思います。国や専門家が推奨すれば、自分で考えず、どんどん消費してくれる、〇〇な国民なんです。自分で考えない教育は医学部にももちろん浸透しているので、自分で考えない医師が非常に多く、国や利益相反専門家と一緒になって推奨しているのです。患者がワクチンの副作用、後遺症を訴えても、「ワクチンとは関係ない」と断言する医師も多くいるようですが、絶対に断言はできないはずです。せめて「可能性は否定できない」とか「わからない」と言って欲しいものです。
利益相反のある専門家は新型コロナウイルスのワクチンに対して反対する人に対して、「エビデンスがない」ということもあるでしょう。しかし、このワクチンが将来にわたって安全である、というエビデンスもありませんし、有効性のエビデンスも企業によって作られたエビデンスであることを知っていながら、科学的な根拠があると言っているのです。まさか本当に95%もの有効率だと思っている専門家はいないでしょう。大人どころか、いまだに子供や妊婦さんにワクチンを勧めている医師の気が知れません。
ワクチンを接種をするのも、マスクをしているのも、そしてインフルエンザでタミフルを飲むのも日本人だけのような状態です。
体に一度入ったものは、自然に排泄されるか代謝されるまで取り出すことはできません。体に入れる前にそのリスクとベネフィットをもう一度よく考えて下さい。それを決めるのは自分自身(または親)しかありません。
医療保険や給付金制度の活用目的でのPCR検査もあるようで、なんだかおかしな状況です。
鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。
やはりお金が絡むと様々なことが起きますね。
いつも大変参考になる記事を提供して頂きまして有難うございます。私は糖質制限9年目となる京都在住の53歳歯科医です。そしてコロナ騒動を苦々しく感じている者です。ワクチン、私も私の家族も1回も接種していません。冷静に考えれば、安全性の保障がない前代未聞の遺伝子ワクチンなんて接種しては絶対にいけない事もわかるはず。マスクも着けた事がありません。週1回の非常勤先での歯科診療時だけは例外ですが、職場や電車内やデパートやタクシーマスク無しを徹底しています。感染防御になるという事実なんてありませんし新型コロナが怖い感染症とも感じていませんから。マスクを着ける事で口呼吸になり口腔内が乾燥する、唾液分泌量が低下する方が問題ありだと考えます。
糖質制限してから風邪を引いた事ありません。口角炎や舌炎や膀胱炎になる事もなくなりました。そして2日酔いという持病を発症する事が皆無となったのです。免疫能が相当高まっている事も実感いております。
何が正しいのか自身のアタマで考える事が健康維持増進のために必須。この事を先生のブログから気づくヒトも多いように感じています。自身で考える事を放棄したヒトが安易に毒ワクチンに飛びつく・・・糖質制限よりカロリー制限が大切と誤った考えをしてしまう。ここに共通項があるのではないでしょうか。
栗田三江さん、コメントありがとうございます。
国も大量に買ってしまったワクチンをどうするか困っているのかもしれませんね。
破棄したらそれを叩かれますし、接種したらしたで薬害がどんどん増加します。
しかし、どうやら国や専門家はワクチンの副作用は因果関係不明で突っ走って、在庫処分の道を選んでいるようです。
ワクチンで死亡するのもコロナで死亡するのも多くは高齢者ですから、
国にとっては高齢者を減らすためには都合が良いと考えている政治家や官僚もいるかもしれませんね。
そのためには若い世代の副作用は見えないふりをしているのでしょう。
高齢者の医療や介護に莫大な
税金などが投入されている現状。
長寿が周りの人達に
負担にもなる「不都合な真実」
切ないです。
せめて自分は、できるだけ
「正しい」情報で
「健康寿命」を保ちたいものですが。